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大人が魅了される絵本
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投稿日:2006/08/07 |
長女が年少さんの頃、同級生のお母さんが「うちの子ったら毎晩寝る前に、『おどる12人のおひめさま』ごっこをするのよ。」とのお話。すると、他のお母さんが「あーあれってル・カインの絵が素敵なのよね。」「えっ!みんな知っているの?私、知らない。」って心の中で叫びました。すぐさま本屋へ飛び込んで、手にとってみると見たことのないような絵本でした。これが絵本?なんと表現したらよいのでしょう。美しい!の一言です。第一印象としては子供向きではないと思いましたが、私が一目惚れしてしましました。
物語は、毎朝ぼろぼろになっている12人のお姫様たちの靴の秘密を解き明かしたものを婿に取る、との王様のおふれに一人の兵士がこたえる、というグリム童話です。
長女がこの本に興味を示したのは小学校中学年になってからでした。「5歳から」となっていますが、自分で読んで物語のおもしろさや絵のすばらしさがわかるのはその頃かな。
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ママも頑張ったよね
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投稿日:2006/08/07 |
自由気ままな魔女になりたい娘ローズマリーと彼女を上品で優雅に育てたい妖精ママのお話。家出をしてまで夢を叶えるローズマリーと寂しさに耐えながらそっと見守るママ。最後には二人とも魔女と妖精のすばらしさを確認できました。
ローズマリーの意思の強さも感心しましたが、反対しながらも、じっと見守るママにさらに感心。現実、我が家でも娘がそろそろ進路を考える時期にさしかかっており、何かと口を出したくなる私は、この本を読みながら、私ならどこまで我慢ができるだろうと物語に入り込んでしまいました。
子供に過大な期待を抱いたり、先入観で物事を判断してはいけない、時には自分が子供に近づいていく事など教えられることがたくさんありました。実際、お話通りにはならない事もあるけれど、時々この本を思い出して子供の意見に耳を傾けたいって思いました。
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本当にすくったのかも
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投稿日:2006/07/24 |
お休みの日に行ったサーカスは、団員さんが中耳炎でおやすみ。だからかわりにオリビアが象やライオンの調教をやったり、道化師をやったりして、サーカスを救った、というお話をクラスのみんなの前で発表。先生は信じていなさそうだけれど、おとぼけオリビアはおかまいなし。
絵は黒を基調にほんの数色で色づけしてあり、とても洗練された感じ。谷川俊太郎さんの訳もセンスの良さをかんじさせます。
うちの娘いわく、オリビアは作者イアン・ファルコナーさんのお姉さんにちがいない。
だとしたら、実体験から生まれた作品だったりして。
ベッドの上のポスターが気になってしました。調べた結果、エレノア・ルーズベルト(フランクリン・ルーズベルト夫人)でした。オリビアの理想の女性でしょうか?
いずれにしても、オリビア大きくならないで。今のままのあなたが大好き。
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ペットを飼ったら必ず来る別れのとき
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投稿日:2006/07/19 |
先日、飼っていたウサギが死んでしまいました。私の不注意のせいだったので、悔やんでも悔やみきれません。そんな中、娘たちが教科書の本読みの宿題で聞いていた、この本の事を思い出しました。
小さい時から一緒だった犬のエルフ。天寿を全うし、家族とお別れをした時の少年のエルフに対する愛情が描かれています。
どんなペットも愛情を注げば必ず愛情を返してくれます。
そして、ますます愛しくなります。でも、ペットを飼ったときから、いつか来る別れは覚悟しておかなければならないでしょう。だから後悔しないように、動物は飼いたいものです。
愛するものを大切にする。そんな事をこの本は教えてくれました。動物だけじゃないですよね。家族も友人も…ね。
あーーー、それにしてもウサちゃん、できることなら老衰で死なせてあげたかった。エルフみたいに。ずーっとずっとだいすきだよ、ANDごめんね。
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切なくなる。大人のための絵本です。
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投稿日:2006/07/12 |
「秋のはじめに、ぼくはママとこの町にひっこしてきた。あれからずっと、パパには会っていない。でも、きょうは一日、パパといっしょにすごせるんだ。」
ぼくの名前はティム、パパはジョニー。
パパは電車でやってきます。二人の一日の過ごし方が淡々と描かれています。行く先々、ホットドッグ屋さん、映画館、ピザ屋それに図書館でもティムは胸を張って自慢します。「ぼくのパパだよ。ジョニーっていうんだ。」
段々外が暗くなってくる。ティムは思います。「時間がとまっちゃえばいいのに。」でも決して口にはしません。
さよならの時、パパは自分だけが乗って帰る電車の中でティムを抱えながら、こう叫ぶのです。「この子は、ぼくの息子です。最高にいい息子です。ティムっていうんです。」
ものわかりのいい息子と言葉には尽くせぬ程の愛情を降り注ぐ父親の一挙手一投足。それが私をしめつけます。
この本を読み終わった後、これからティム、ママ・パパの3人がどんな生活を送るのか知る由もありませんが、どうかどうか幸せに暮らしてほしいと願わずにいられませんでした。
本当にたくさんの大人たちに読んでほしい本です。
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こんなコブタちゃん見たことない!
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投稿日:2006/07/06 |
何でもやりたい、何でもできると思い込んでいる6歳のおしゃまな少女(?!)。画家にも、バレリーナにも、オペラのプリマドンナにだってきっとなれるよ。
ひとをへとへとにするのがとくい。おかあさんはこんな子の子育ては大変だと思うけど、きっと、毎日笑いが絶えないにちがいない。
猫を運ぶ姿とパンストの中で直立のオリビアがもうたまらなくかわいい。
モノクロの中の赤は引き立ちますね。シンプルな描写だけれど、とれもおしゃれ。是非、ご覧あれ。
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必ずお気に入りになる事、請合い。
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投稿日:2006/07/06 |
幼児向きかくしえの本です。
我が家の本棚にもう12〜3年住んでます。だからもうぼろぼろ。落書きはあるし、テープで補修もしてあるし、でも娘たちが大好きでずーーっととってありました。
先日遊びに来た3歳の女の子も1ページ1ページめくっては「ここ!」「ここ!」と何回も読み返していました。
繊細な絵ではないけれど、とぼけた動物たちの表情はまさに五味ワールド全開の一冊です。
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そうだったのか
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投稿日:2006/06/30 |
絵本を開いたら、すでにおじいちゃんは心臓発作でなくなっていました。(これは意外な展開でした。)
おじいちゃんはおじいちゃんのままでおばけとなってエリックの前に現れ、『わけ』さがしのはじまり。
『わけ』がわかった時、鼻がつ〜んとしました。エリックの最後の言葉で、目頭も…
読み終わった後は、ちょっとさみしいけど、穏やかなあたたかい想いにつつまれました。
エリクソンさんの絵を見ているだけでも、おじいちゃんとエリックのお互い大好きという思いが伝わってきます。
いい絵本に出会えてよかった。
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何度も読み返してしまう面白さ
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投稿日:2006/06/21 |
『ガラゴは たびする かばんやです。』で始まるこの
お話。どんな奇想天外なお客のお願いも、きいてくれるお人よしのガラゴが大好きです。島田ゆかさんの気の利いた絵も秀逸で、隅から隅まで何度読み返しても飽きのこない絶対おススメの一冊です。
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人を信じる大切さ
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投稿日:2006/06/17 |
最初にこの物語をしったのは7〜8年前だったでしょうか。NHKの『お話の国』という番組で平野啓子さん(NHKアナウンサー)が朗読されてました。平野さんの語りのすばらしさと物語の暖かさに感動し、しばらく動く事ができませんでした。
今の世の中、人をあまり信用してはいけない、という風潮がありますが、とても嘆かわしく思います。この本を読んでみんなが思いやりのある大人に育ってほしい、信用できる世の中にしてほしいと願います。
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