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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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自信を持っておすすめしたい 食べてみたい!でも・・・?!  投稿日:2013/07/10
おいしいぼうし
おいしいぼうし 作: シゲタ サヤカ
出版社: 教育画劇
“キャベツがたべたいのです”ですっかりクセになってしまった、シゲタサヤカさん作品の最新作!さっそく読みました!

おはなしは、おばあさんが 木に引っ掛かった“ツヤツヤでベトベトの妙なもの”を見つけるところから始まります。
タイトルから察するに、「このこげ茶で丸くて平べったいものは、誰かのぼうしなんだな」と思って読み進めましたが、持ち主が誰なのかまったく分からず・・・。
そのうちおじいさんとおばあさんがあまりにも美味しそうに食べ始めたので、
「何だろう?どんな味だろう?何だか分からないけど、食べてみたい!!」とウットリしてしまいました。

そしていつしか夜も更けて・・・持ち主の彼が現れた時には、「君のものだったのか!」と、何だか私まで焦ってしまいました。
たしかに、彼がぼうしをかぶっていないその姿はちょっとヘンテコ?!でも、可愛くて思わず笑ってしまいました。

最後までハラハラしっぱなしでしたが、ほのぼのとするおしまいにはホッとしました。

それから・・・読み終えた後に、ぼうしが何なのか分かった上で、もう一度読んでみたら
今度はそれがどんな味なのか想像できたので、何だかとっても嬉しかったです!
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自信を持っておすすめしたい 優しいバクさん  投稿日:2013/07/10
だれもしらない バクさんのよる
だれもしらない バクさんのよる 作・絵: まつざわ ありさ
出版社: 絵本塾出版
まず、根気強くボールペンで描かれた絵は、本当にため息が出るような素晴らしさです。
この繊細な絵だからこそ、バクさんの住む世界や夢の中を見事に表現できているのだと思います。

バクさんのお仕事は、こわい夢を食べること。
きっとみんなはバクさんの活躍を知らないけれど、バクさんがいるから安心して眠れるのです。

バクさんの、どうぶつ達を想う優しい気持ちが伝わってきて、わたし自身もバクさんが大好きになりました。
仕事だから・・・ではなく、まずは誰かを想う気持ちが大切なんですよね。

この絵本を読んだら、今後こわい夢を見た時に、「バクさーん!」って呼びたくなっちゃうこと請け合いです!
とってもとっても優しいバクさん。もしかすると、私たちの夢の中にも来てくれるかも?
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自信を持っておすすめしたい わたしはわたし  投稿日:2013/07/10
わたしはあかねこ
わたしはあかねこ 作: サトシン
絵: 西村 敏雄

出版社: 文溪堂
自分が良いと思っていることを、周りに認めてもらえない。ましてその相手が家族であれば、とても悲しいことだと思います。
親ねこや兄弟ねこたちにも悪気があるわけではなく、むしろ あかねこちゃんのことを思っての行動だと分かりましたが、
読んでいて何だかとっても切なくなってしまいました。

家を飛び出したあかねこちゃんですが、きっと最後には家族が迎えに来て一緒に帰るのだろう・・・と思って読み進めました。
しかしそうではなく、自分の存在を認めてくれる運命のねこと出会い、新しい家族を作ってゆく・・・というラストには、とてもリアリティを感じました。

本当は、家族とも分かり合えたらもっと素敵でしたが
「価値観は人それぞれだから、そうはいかないこともあるんだよね。でもあおねこくんに出会えて、自分らしく生きることが出来て良かったよね」
と、これからのあかねこちゃんを応援したい気持ちになりました。
けれど、一番身近な存在である家族に分かってもらえないのは やっぱりちょっと切ないかな。

私も 家族や友達に対して、一般的な視点ではなく「このひとはこういうところが素敵」とたくさん見つけられるようになりたいです。
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なかなかよいと思う 小さな生き物になって  投稿日:2013/07/10
じっちょりんのなつのいちにち
じっちょりんのなつのいちにち 作: かとう あじゅ
出版社: 文溪堂
この絵本は、小さな小さなじっちょりんの視点で描かれているページが多いので、
自分も何か小さな生き物になった気持ちで、一緒に冒険することが出来ます。

細やかでリアルな絵の中に立つ、謎の生き物じっちょりん。
何から何まで謎ですが、“本当にいるのかも?”と思うには充分な存在感を放っています。

身近な草花の名前が分かるので、絵本として・ちょっとした図鑑として、両方楽しむことが出来るのがうれしいです。
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なかなかよいと思う 深海の秘密  投稿日:2013/07/10
人魚のうたがきこえる
人魚のうたがきこえる 作: 五十嵐 大介
出版社: イースト・プレス
物語の舞台は深海です。そこで暮らす人魚たちと一緒に泳ぐ・・・というよりは、岩の陰から見ているというイメージでしょうか。
泳いで、遊んで、獲物をとって、食べる。子どもの頃から“人魚姫”の物語が大好きだった私には、このシーンには衝撃的でした。

ですが、心に残るのです。海の青が、人魚の瞳が、歌が、どうしても頭から離れません。
決して子ども向けとは言えない作品ですが、なぜか心に残るのです。

人魚は本当にいるのかもしれません。作者の方は、実は深海の秘密を見てきたのかもしれません。
青い青い海の、底の、もっと底から、人魚たちの歌が聞こえてくるような気がします。
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自信を持っておすすめしたい 可愛い!かわいい!!カワイイ!!!  投稿日:2013/07/10
ベルとブゥ すてきな たんじょうび
ベルとブゥ すてきな たんじょうび 作: マンディ・サトクリフ
訳: ひがし かずこ

出版社: 岩崎書店
女の子なら・・・いえいえ、大人の女性でもきっと、みんな大好きになってしまうはず。宝物のような一冊です。
イギリスの絵本だそうですが、翻訳されて本当に良かった!こういう甘くてほわっとしている可愛い絵本、大好きです!

どのページも素敵な絵と鮮やかな色で、まるでどこか遠い国の雑貨屋さんを訪れたよう。額に入れて飾りたいくらいです。
何より、「たんじょうびっていったいなぁに?」と聞くブゥの、なんて愛らしいこと!
こんな可愛いお友達がいたら、ぎゅって抱きしめたくなっちゃいます。

最後はベルと一緒に「どうしよう!!」とハラハラしてしまいましたが、ハッピーエンドで本当に良かった。
続編はないのかな?ぜひシリーズにしてほしいです!
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自信を持っておすすめしたい 大人気シリーズの第1作め  投稿日:2013/07/09
チリとチリリ
チリとチリリ 作: どい かや
出版社: アリス館
ちょうど10年前に発行されたこの絵本。もっと早くに出会いたかったです!
自転車に乗ったおかっぱの2人組が、色んな場所を冒険する“チリとチリリ”。
今や大人気となったこのシリーズの、第1作めがこちらの本です。
物語は、始終大きな事件などもなくほんわかと進んでゆきますが、それがとても心地良い。
繊細できれいな色づかいと幻想的な世界観に、心が癒されます。
大人になると、子供の頃に比べ どんな場所へ行っても感動が薄れがちですが、この本を開けばいつだって感動が待っています!
動物の喫茶店、森のホテル・・・。いつでも、私を優しく受け入れてくれるこの世界が、本当に大好きです。
先日友人に女の子が生まれたので、少し大きくなったらプレゼントしたいです!
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自信を持っておすすめしたい 姿も名前も環境も変わってしまったねずみ  投稿日:2013/07/04
マックマウスさん
マックマウスさん 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
鏡を見ているうちに、突然自分の姿が変わってしまったら・・・。
現実にはありえないことだと分かっていても、どうすればいいんだろうと冒頭から怖くなってしまいました。

主人公のねずみティモシーの場合は、自分が暮らしていた町を飛び出して、野ねずみたちに出会います。
それは全て、彼の意志とは関係ない突然の出来事でしたが、彼はその場に馴染もうと色々な事に挑戦します。
そうしたのも、きっと野ねずみたちが見知らぬ彼を気づかってくれたからだと思いますが、
挑戦の結果はどうであれティモシーは偉いなと思いました。
どうしても出来ないことはあるので、それはそれで良いと思います。全ての事は、きっと挑戦する瞬間に意味があります。

人間の世界に置き換えると、就職や転職をして、周りに受け入れてもらおうと頑張っている人は多いと思います。
けれど自分の意志でそうしたにも関わらず、些細な理由で 挑戦する前にやめてしまう人も沢山いると思います。

自分の姿が大好きだったティモシーは、姿も名前も環境も突然変わってしまいましたが、
その状況に自棄になることなく“のねずみめんきょ”を取得しようとテストに挑戦しました。

テストの結果は散々でしたが、最後には自身の知恵を生かして野ねずみたちを救い、みんなのヒーローになります。

まずは置かれた状況にめげないことが大切ですが、他者を受け入れ、お互いの良さを尊重し合うこと。
これが出来れば、おおよその事は意外と簡単に乗り越えられるのではないかなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 大切なことを見失った時  投稿日:2013/07/04
せかいいち おおきなうち りこうになったかたつむりのはなし
せかいいち おおきなうち りこうになったかたつむりのはなし 作・絵: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
“欲張りすぎると、ろくなことがない”・・・。
昔ばなしを含め、よく物語のテーマとなる代表的な教訓ですが、この絵本では特に現実味を感じました。
お父さんカタツムリが、子供に聞かせている体験談・・・という具合なので、説得力があるのでしょうか。
何事も、体験者の口から語られる話は信ぴょう性があります。

目に映るものだけを気にしていると、どういうことになるか・・・。
それをレオニは、沢山の人が共感しやすい“家”の大きさに例えて、教えてくれました。

“大きな家がほしい”という欲は、子供にも大人にもあると思います。
たとえばその理由が、沢山の犬と暮らしたい とか、家の中にシアタールームを作りたい とか、美術館の様に沢山の絵を飾りたい とか、
“大きな家で実現したい夢があるから”であれば、私は応援します。

ですが、ただただ“大きなほうが自慢できる”“大きなほうがかっこいい”という理由であれば、それは空虚なことかなと。
壊れてしまった大きな殻には、寂しさと虚しさしか感じられませんでした。

目に映るものだけを気にして本当に大切なことを見失った時、きっとどんな人でも後悔すると思います。
それが取り返しのつかないことであれば、尚更・・・。
話の流れから結末を想像していましたが、“せかい いち おおきな うち”の最後を目の当たりにして、思わずゾッとしてしまいました。
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自信を持っておすすめしたい ここには  投稿日:2013/07/02
マシューのゆめ
マシューのゆめ 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
色の魔術師と称されるレオ・レオニ。

彼の絵本は、どのページを開いてもハッとするような鮮やかな世界が広がっていて、
正に魔法にかけられたように、一瞬にしてその空間に引き込まれてしまいます。

その数ある絵本の中でも、特に広い世界を持っているのが、この“マシューのゆめ”だと思います。

そこに「スイミー」のような広い海がある訳ではありません。
物語の舞台となるのは、貧しいねずみマシューとその両親が住む屋根裏、美術館、
そしてタイトルとなっているマシューの夢の中という、ごくごく狭い場所たちです。

ですが、マシューが初めて訪れた美術館の中で“ここには せかいが まるごと ある”と思ったように、
暗く寂しい屋根裏の一角で ガラクタたちが色かたちを表した途端、マシューの中で、突然世界が広がり始めました。
マシューは美術館へ行った事、夢を見たことで自分の世界の鍵を開きましたが、
案外こういう些細な事が、自分の世界を広げるきっかけになるのかもしれません。

ですが、意思を持って行動しなければ、きっとマシューは貧しく寂しいねずみのままだったと思います。
広い世界の鍵を開いたマシューは、置かれた状況に屈する事なく、絵描きになると決め、絵を書き続けました。
そして、“ぼくの ゆめ”を掴みます。

どんな状況にあっても、想像する事と行動する事
この2つで、世界はぐっと広がるのだと思いました。
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