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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

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新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

きよごお

ママ・30代・兵庫県、男3歳 女0歳

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きよごおさんの声

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自信を持っておすすめしたい この子たちいったい何者?  投稿日:2010/05/21
せんろはつづく
せんろはつづく 文: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる

出版社: 金の星社
6人の子どもたちが枕木とレールをつなげて線路を作っていくのですが、その先には山や川、道路が待ち構えていて−。
子どもたちが工具を駆使して鉄橋や遮断機をつくっていくさまは妙にリアル。思わず「こんなことできんやろーーー」と突っ込みを入れてしまいましたが、それでも子どもはわくわくしながら読んでいるようです。

文字量はそれほど多くなく、また「どうする?」「そんなときは、」など文章にリズムがあってとても読みやすいです。
わが子も文を覚えてしまっているようですが、それでも何度も読んでとせがまれます。電車好きの男の子には特におすすめの1冊です。

ちなみに「せんろはつづく まだつづく」は更にパワーアップです。この子たちっていったい何者?
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自信を持っておすすめしたい 絵も内容もとっても素敵。  投稿日:2010/05/21
パパとママのたからもの
パパとママのたからもの 作: サム・マクブラットニィ
絵: アニタ・ジェラーム
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
下の子が生まれて、お兄ちゃんちょっとすねてるかな?と思ってたときに見つけた一冊です。絵も内容もとても素敵ですよ。

「せかいでいちばんかわいいこどもたち」といいながら、3びきの子グマを寝かしつける、お父さんグマとお母さんグマ。

 なんで『せかいでいちばんかわいい』ってわかるの?
 だれがいちばんすき?みんなが『いちばん』にはなれないもの。

といった子グマたちのするどい疑問にも、悠然と答える様は尊敬です。

―こうして、せかいじゅうで いちばん かわいい こぐまたちは、
 しあわせ いっぱい、 ねむりに おちていきました。
 だって、やっぱり うっとりする こたえだったからです。―

子どもたちみんなが納得し、しかも、お母さんグマとお父さんグマがお互いのことを尊重しているのが伝わるすばらしい答えだと思いました。
お兄ちゃんに読んであげながら、こんな対応のできる賢い親になりたいものだと自分が勉強になる一冊でもありました。
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自信を持っておすすめしたい 読み進むうちにどんどん幸せな気分に  投稿日:2008/10/24
どんなにきみがすきだかあててごらん
どんなにきみがすきだかあててごらん 作: サム・マクブラットニィ
絵: アニタ・ジェラーム
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
 ちびウサギとでかウサギが、お互いをとてもとても好きなことが伝わってくるお話。
 ちびウサギが、でかウサギをとても好きなことを全身を使って表現すると、でかウサギも、ちびウサギが好きなことを表現する。体が小さいちびウサギは、とびあがったり、さかだちしたり、はねまわったりしながら、一生懸命「自分の方がもっと好きだ」ということをアピールするけれど、でかウサギのスケールにはかなわない。そして・・・。『ぼく、おつきさまにとどくぐらいきみがすき』とちびウサギ。そう言って寝てしまったちびウサギを抱っこして、『それは、とてもとても、とおくだ』とでかウサギ。
 ついに、ちびウサギがでかウサギに勝った!?と思ったけれど、ちびウサギをねかしつけて、そばに横になったでかウサギの最後の一言。『ぼくは、きみのこと、おつきさままでいって−かえってくるぐらい、すきだよ』だって。
 お互いが「きみがすき!」とストレートに表現していて、読み進んでいくうちにどんどん幸せな気分になってきます。絵もとても雰囲気があって、話にぴったり。読みながら、自分の子どもがこんなに両手を伸ばして「すき!」っていってくれたら、泣けるぐらい幸せだろうな・・・なんて考えたり。2歳になったばかりの息子には、内容はあんまりわかってないのかなと思いながら、それでも何度も読み聞かせをしています(笑)。いつか言ってくれないかなあ。
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なかなかよいと思う 単純なストーリー?いえいえ。  投稿日:2008/10/19
とりかえっこ
とりかえっこ 作: さとう わきこ
絵: 二俣 英五郎

出版社: ポプラ社
ひよこがさんぽをしながら、出会った動物と次々と鳴き声を交換していくというストーリー。例えば、ねずみと鳴き声を交換して『ちゅう』と鳴いているだけでも不思議なのに、それがぶたと鳴き声を交換したとたん、ぶたが『ちゅう』、ひよこが『ぶう』と鳴くといった具合。「この世界ではそんなに簡単に鳴き声が交換できるの???」と思いながらページをめくると、そのやりとりを見ていた仲間のびっくりした様子が、ユーモラスかつ、ていねいに描かれていて思わずぷっと笑ってしまいます。やっぱりひよこさんがすごいのね!
子どもも1歳も後半になり、いろんな動物の鳴き声もわかってきたようで、鳴き声が次々に変化していくのを、楽しく見ています。途中、猫がひよこを食べようとやってくる場面がお気に入りで、犬の鳴き声でほえられて、「にゃあうー。おどろいたー。」と逃げていくところではすごくうれしそうな顔をします。その部分だけ何度も繰り返し読まされたり・・・。
わたし自身は『む』としか鳴かない(?)かめが、鳴き声を交換したとたん『にゃあにゃあ』と鳴けるのが面白かった。そして、このさんぽで、鳴き声が『む』となってしまったひよこ、鳴き声を交換した動物たちは、もとの鳴き声を取り戻すことができるのだろうかと少し心配になったりして・・・。単純なストーリーのようでいて、しっかり楽しめる絵本だと思います。絵もおちついていておすすめです。
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なかなかよいと思う 大笑い。  投稿日:2007/10/16
ちゃんとたべなさい
ちゃんとたべなさい 作: ケス・グレイ
絵: ニック・シャラット
訳: よしがみ きょうた

出版社: 小峰書店
「寝る時間をおそくしてもいい」とかならまだわかるけど、ぞうの子ども!!チョコレート工場に逆噴射つきのロケット!?嫌いな豆を食べない子どもに、こんな約束しちゃって、このお母さん大丈夫?と心配になりましたが、めくるたびに画面がすごいことになっていくので思わず大笑いしてしまいました。そして、そのお母さんのお皿にはメキャベツが。「だってきらいなんだもん。」というお母さんの表情がとってもかわいらしい。最後は2人で大好きなアイスクリームを食べておしまい。
え?これで終わっていいの?子どもに好き嫌いはだめですよというような教訓的なお話ではないのね。
お母さんの約束がどんどんエスカレートしていくのがおかしく、かつ勢いがあって、楽しく読めました。
うちのちびちゃんにはまだわかんないかな。
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自信を持っておすすめしたい すごいお話!!  投稿日:2007/09/20
おふろだいすき
おふろだいすき 作: 松岡 享子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
まこちゃんの一人称で淡々と話が進められていくけれど、すごい読み応えのある話だ!!お風呂場に次々に出てくる動物たちそれぞれにしっかりとした設定があり、偶然まこちゃんのお風呂に来てしまったけれど、いつもはどこか別の場所でちゃんと生活していることを想像させる。最後に湯船で50を数えるところでも動物たちの個性がうまく表現されていて感心してしまう。
湯気とあたたかい黄色で包まれた林明子さんの絵も素敵で、この話の不思議な感じにマッチしている。私がはまってしまった。でもこんなお風呂にだったらのぼせるだろうな。
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自信を持っておすすめしたい ツボにはまった!  投稿日:2007/09/20
キャベツくん
キャベツくん 文・絵: 長 新太
出版社: 文研出版
ブタヤマさんとキャベツくんのテンポのよい会話。そして、空に現れるキャベツと同化した動物たち。どんな動物が出てくるのかとページをめくるごとに、予想とは異なる姿があわられて、子どもに読んであげながらも、つい私がニマニマしてしまった。(やられた!!わたしも、ブタヤマさんといっしょに「プキャ!」だ。)でも、最後にはやさしいキャベツくんは、ブタヤマさんにおいしいごはんをご馳走してあげるんだって。ブタヤマさん、よかったね。
ちなみに、子どもは「プキャ!」とわたしが変な声を上げるたびに、大うけでした。
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ふつうだと思う 微妙なキャラクター。  投稿日:2007/09/20
かえるくんにきをつけて
かえるくんにきをつけて 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
「気をつけて」のシリーズで読むのは2冊目。最初に読んだ「トマトさん」に比べて、「かえるくん」は微妙なキャラクター。ぶっきらぼうで、小憎らしくて、でもそっけない感じの子。あやしい手品とか数字当てといった、いろんな「小ねた」で一方的に読者にちょっかいをかけてくる。「おおっ、残念でした。違いました。」な〜んて読んだら、ちょっとムッとはするけれど、どアップで「ぺろっ!」なんて見せられると、ま、そんな悪い子でもないかと思ったり・・・。年の離れたおにいちゃんがいて、すねちゃった子なのかな〜なんて想像してしまった(笑)。
「トマトさん〜」はどちらかというと見開きで内容が完結していたけれど、「かえるくん〜」は次の見開きページに内容が続くので、どうなるんだろう?と子どもに考えさせる時間ができ、読み聞かせでは盛り上げやすいと思う。ちなみに、うちの子には何のことだか???な感じだったので、私が突っ込みを入れながら読み聞かせました。もうちょっと大きくなったらどんな反応をするのか、ぜひ再挑戦したいと思います。
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自信を持っておすすめしたい しあわせなひととき。  投稿日:2007/09/05
せっけんつけて ぶくぶく ぷわー
せっけんつけて ぶくぶく ぷわー 作: 岸田 衿子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
「せんたく」ってこんなしあわせで楽しいものなのか。読んでいてほんわかしました。広いお庭(?)でみんなで「せんたく」している様子はとてもかわいいし、同じことをしていても、一人ひとり(一匹?)がしっかりかき分けられていて面白いです。岸田さんの擬音語のつかい方、全体のリズムの作り方が絶妙で、絵ともとてもマッチしていて、何度も読んでしまいました。
子どもも、洗濯している場面での擬音語をとてもよろこんで聞いていますし、洗濯物を取り違えて、そのまま着てしまった部分なども楽しそうに見ていました。
洗濯機に洗濯物を入れてスイッチポン・・・そんな現代の「便利さ」では得られない「しあわせなひととき」。子どもがもうちょっと大きくなったら、たまには、たらいで一緒にせんたくしてみようかななんて思ってしまいました。
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なかなかよいと思う さいごのページで!!  投稿日:2007/09/05
とんでいったりんご
とんでいったりんご 作・絵: ふくだ としお
出版社: Gakken
ねずみが、食べかけのりんごを「ぽいっ!」そんなことしていいの?と思っているうちに、りんごは海や砂漠、草原や沼や草むらなどを移動して・・・。
りんごが主体の「旅」というわけでもないし、長距離を移動する面白さはあっても、いく先々で出会う動物にたいした影響を与えるでもなく、なんかさっぱりした話だなと読み進めていたら、ついに、ねずみの頭に「ごっつうん!」。ねずみくんは最初はおこるけど、自分の投げ捨てたりんごだと気づいて、自分の行為を恥ずかしく思う。う?それだけのためにりんごが世界一周?と思ったら、さいごのページで、種明かし。そっか。動物の順にもわけがあったのね。やられた!!動物好きのふくださんだけのことはある。
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