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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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なかなかよいと思う 何言ってるの?  投稿日:2019/11/07
そこつ長屋
そこつ長屋 文・絵: 野村 たかあき
監修: 柳家 小三治

出版社: 教育画劇
落語のえほんです。

行き倒れの人の身元確認を
本人と思しき長屋の住人に確認させる・・というお話。
最近、娘が、意味が分からない状況でよくいう言葉
「何言ってるのっっ?」という感じです。

この強力なボケを、笑えるのは、
少々年齢が必要かも・・。

私は、落語絵本は、バカ笑い物か人情物が好きかなぁ・・。
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自信を持っておすすめしたい しずかな温かさが伝わる  投稿日:2019/10/29
おとうさんの手
おとうさんの手 作: まはら 三桃
絵: 長谷川 義史

出版社: 講談社
娘の中学の国語の先生が
著者のまはらさんの本を勧めていたと聞き
この本を読んでみました。
もう少し長編の児童書などにも定評がある方のようです。

どんな本か予備知識のないまま読み始めましたが
中途失明の視覚障碍者を父に持つ女の子のお話でした。
私自身、視覚障碍者向けのボランティアを熱心にしているので
そのお父さんが、音やにおいに敏感に暮らしている様子を
とても身近に感じました。

障害を扱った本だけれど
かわいそうな感じはなく
おだやかに静かに営まれる日常が
とてもあたたかく感じられます。

何気ない日常、雨の音、鳥の声・・そんな小さな幸せは、
それを感じる心を敏感にすることで
大きな幸せに変わる・・。
とてもさわやかな読後感です。
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自信を持っておすすめしたい 自然の中で生きていくということ  投稿日:2019/09/11
宮沢賢治の絵本 狼森と笊森、盗森
宮沢賢治の絵本 狼森と笊森、盗森 作: 宮沢 賢治
絵: 片山 健

出版社: 三起商行(ミキハウス)
入植者が、ここに畑を起こしていいかと森に尋ね
それを「いいぞー」と答える森たち(←複数形なのがみそ)

この物語の中には
自然と共存しながら生きていた
日本人古来の生き方があるように感じました。

このお話を語るのも森。
森や山にそれぞれ気質みたいなものがあり
それを擬人化してとらえ
人間はそれを敬ったり恐れたりしていた
そのまままるごとが、物語になっています。

片山健さんの純粋なダイナミックさが
物語に壮大さと温かみを与えます。

深くかみしめたいような一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 数学大好き  投稿日:2019/09/06
数字はわたしのことば ぜったいにあきらめなかった数学者ソフィー・ジェルマン
数字はわたしのことば  ぜったいにあきらめなかった数学者ソフィー・ジェルマン 文: シェリル・バードー
絵: バーバラ・マクリントック

出版社: ほるぷ出版
私、数学大好きです!!
はじまりは、父が小学生の時に買ってくれた「数学辞典」
あらゆる解き方が網羅されたその辞典のとりこになって
数学が得意になりました。
なので、この本の「女だてらに数学」する主人公が
どこがきっかけで数学が好きになったのかに
とても興味を持ちました。

残念ながら、
ただ子供の時から好きだったという描写があるのみで
そのあたりはあいまいです。
でも、時代背景が・・
女に参政権はなく、学校にも行けない・・。
おうちで裁縫でもやってろ的な世の中。
そんな中でも「数学が好き」という気持ちを維持し続けることがどれだけ大変だったか・・。
この本は、そこに重点が置かれています。
最終的には、数学者として功績が残るまでになった主人公。
結婚も出産もせず、55歳で乳がんでなくなったと
あとがきに書いてありました。
こういう生き方もすてき。
だけど、数学を優先したら、この生き方しかできなかったのかも・・。

いろいろ考えさせられます・・。
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自信を持っておすすめしたい ロマンティックなラブストーリー  投稿日:2019/08/13
100年たったら
100年たったら 文: 石井 睦美
絵: あべ 弘士

出版社: アリス館
読後、なんかだか、青春だなぁーなんておもってしまいました。
とてもとても甘ーいラブストーリーですね。これ。

ライオンと鳥としてであった二人が、輪廻転生をくりかえします。
これは最近どこかの映画で
犬が生まれ変わり続けるやつがあったなぁ・・などと
若干の既視感がありますが
着地点が、最後の最後に男の子と女の子に生まれ変わるなんて
なんてロマンティック!!

結婚のプレゼントなんかにもよさそうな
最近ちょっと見ないほどの、ド直球のラブストーリーです。
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自信を持っておすすめしたい 温かいだけじゃない  投稿日:2019/07/20
ぼくとニケ
ぼくとニケ 著: 片川 優子
出版社: 講談社
捨て猫ニケを拾った小学生たちをとりまく
家族や友情の物語。
そして
かわいい子猫を飼いたいという純粋な気持ちの前に
ひとつのいのちへの責任を重く問いかける内容になっています。
途中、動物の病気の描写がえらく細かいので気になって作者を見ると、
獣医さんでした。
なるほどなぁ、だからこその、この切り口なのですねー。

この手の本ではあまりないような悲しい結末ですが
だからこそ、自然と深く考える・・そんな一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 本の力  投稿日:2019/07/08
そらいろ男爵
そらいろ男爵 文: ジル・ボム
絵: ティエリー・デデュー
訳: 中島 さおり

出版社: 主婦の友社
戦争を終結させるのは、武力でなく知性だ。
そんなメッセージを感じさせる本です。

男爵が投下する本により
人々は導かれていきます。

戦争中に図書館や本を守るといった実話物がありますが
この本の中の本の使い方で
本には力があるのだと改めて感じました。
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自信を持っておすすめしたい 間違った過去も見つめる  投稿日:2019/07/05
マンザナの風にのせて
マンザナの風にのせて 作: ロイス・セパバーン
訳: 若林千鶴
絵: ひだか のり子

出版社: 文研出版
第2次世界大戦時の日系人強制収容というアメリカの歴史の一コマを切り取った児童書です。

著者は、当事者でなく、収容所近くで子供時代を過ごし、その時に感じたことや、後に見た写真等から引き出された思いを書き綴った集大成のようです。

物語のキーのなる、飼い犬の処遇。
それに伴い、声を出すことができなくなる主人公。
長いふせんののち、また同じシチュエーションとなった時にこぼれ出た言葉。
人の心は複雑で繊細だけれど
こんなにも強くてしなやかなのだとも思わせれました。

「強制収容は、アメリカの恥ずべき歴史の一つだが、
向き合わなくては新しい時代は来ない」との
訳者のあとがきが光ります。
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自信を持っておすすめしたい 飲み込まれてなお・・  投稿日:2019/07/05
おおかみのおなかのなかで
おおかみのおなかのなかで 文: マック・バーネット
絵: ジョン・クラッセン
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 徳間書店
私、飲み込まれる系のお話が好きなんです。
おなかの中で暴れたり、飲み込んだ人が苦しんだり・・^m^
本来なら「噛んでから飲み込むやん」と思うけれども
この手のお話はなぜか「丸飲み」
すごい飲み下し力!!

それはさておき・・
この本も、そんな感じかなぁーと読み始めたら
なんかちょっと違いました。
狼に飲み込まれたアヒルとネズミは
飲み込んだ狼を操ってやりたい放題で
楽しく暮らしています。
あまりに快適すぎて、おなかの中から出られたのにまた戻るっていう・・。

ラストの、狼の遠吠えがせつなく
「うおぉぉーん(とほほーん)」ってなるっていう解釈。
にやにやしちゃいました^m^
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自信を持っておすすめしたい あぁ姉妹  投稿日:2019/06/26
魔女ののろいアメ
魔女ののろいアメ 作: 草野 あきこ
絵: ひがし ちから

出版社: PHP研究所
いがみ合っていても、やっぱり姉妹(#^^#)と思わせる
とてもアットホームな一冊。
「呪い」などというおどろおどろしいタイトルからは、想像できないのですが・・。

この物語のミソは、魔女がのろい飴をくれるのでなく
のろい飴キッドに自分で呪いを吹き込んで作成するところ。
ひごろはいがみ合っていても、肝心の呪いの言葉には、
なんとなく手加減というか・・でもいいところもあるよ・・という、
ゆり戻しのような思いも重なり
とても手ぬるい「のろい飴」になってしまいます。
それはめぐりめぐって魔女の口に入るわけですが
なんだかおいしい飴になっているというところも、ほのぼのします。
ラスト、事の顛末をカラスに聞く魔女も、なんとなく微笑ましく感じられました。
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