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楽しみながら
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投稿日:2010/09/21 |
娘が図書館で借りてきた本。
小さな子どもたちの身の回りには、危ないことがいっぱい。でも、単にルールブックのような書き方ではなく、「○○まぬけ」と表現したわたなべしげおさんの訳が、この絵本をとても楽しいものにしてくれています。原語の”Safety Can Be Fun”からも伝わるように、危険から身を守ることは、楽しいことにもなり得るんですね。
子どもは、ついつい好奇心や冒険心から、危ないことに自ら顔を突っ込んでしまいがちですが、最初から親が手を出しすぎてしまったり、頭ごなしに叱りつけたりする前に、ユーモアを交えて楽しく教えてあげることも大事なのかもしれませんね。
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心の目で見たしあわせ
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投稿日:2010/09/21 |
母の日に選んだ1冊。
いつもは、ベッドの上に並んで座り、絵本を読む私たちですが、今夜は途中から、娘を横抱きにして、何度もお互いの瞳を見つめ合いながら読みました。
「ママの目の中にも、Jが映ってる?」
「うん、見える! Jが、1人、2人!」
お母さんが遠い昔に見た風景を、“息をつめて” 見つめるせつこ。
私の目の中にも海や山の景色を見たいと思った娘は、いきなり
“片手で鼻をつまみ、もう一方の手で口を押さえて”(!)
じーっと私の瞳を見つめました。思わずふき出しそうになってしまいましたが、なんてかわいいんだろう!と愛しくなり、まだまだ幼い娘を抱きしめました。
そして、「どうして(せつこのお母さんの目に映ったような景色が)見えないの?」と聞く娘に、
「今、ママの心はね、Jのことでいっぱいだからだよ。」と答えると、「ぷー! 見たかったのに〜!」と、口を尖らせていましたが、本当に、目の前のしあわせを、心の目で見つめることができた瞬間だったように感じました。
心に残る母の日をありがとう。
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悲しいお話だけれど
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投稿日:2010/09/21 |
今までにも他の絵で何度も読んだ物語。「悲しいお話は、嫌い」と言う娘に、我が家にも何枚か飾ってあるいわさきちひろの絵を指差しながら、「きれいな絵を楽しんでごらん」と言って読み始めました。
曽野綾子の文も美しく、最後に泡となって消えてゆく場面でも、「かなしみではなく、ひとを あいした よろこびに つつまれながら、たかい たかい そらへ のぼっていきました。」と、結ばれています。
それでも、「やっぱり悲しいから、いやだ。他のプリンセスのお話は好きだけど、人魚姫は嫌い。」と、目を伏せ、今にも泣き出しそうな娘。
戦争のお話なども、幼い子には無理して読ませることはないと聞きますが、今はまだそういう時期なのかもしれないな、と思い、子どもの感じるままを大切にしてあげようと思いました。
まだまだ楽しいことばかりの毎日の中に身を置いて、しあわせな子ども時代を満喫してしてほしいと願っています。
ディズニーの「リトルマーメイド」は、ハッピーエンドになっていますが、10年後、20年後に、心に残る作品として、原作により忠実で、芸術的にも優れた、こちらの絵本を選びました。
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パソコンから離れて
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投稿日:2010/09/21 |
学校から帰って来ると、まずポストの手紙をチェックするのが日課の娘。そして、手紙を書くのも大好きです。娘が生まれ育った家にも、いちじくの木があり、懐かしくなりました。
「てがみをください」・・・かえるくんとぼくの切実な思いが伝わってきます。子どもはみんな、こんなふうに真剣に、一通一通の手紙にまごころを込め、相手の心が返って来るのを待っているんだなあ、と思うと、とっても切ない気持ちになります。
手紙を書くことがぐんと少なくなってしまった昨今。私もパソコンから離れて、便箋に向かってみようかな、と思いました。
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子どもの感性のままに
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投稿日:2010/09/21 |
アメリカの図書館の児童書コーナーで、真っ先に目に付くのがこの絵本。どこの図書館に行っても、このシリーズのうち1冊は、お薦めコーナーの棚に陳列されています。もちろん娘にも読んであげましたが、そのときの反応はいまいち。
ところが、谷川俊太郎さんの訳で読んでみると、食い付き方がまったく違うんです! 「光物だ〜いすき!」な娘ですが、銀のうろこばかりに目を奪われるのではなく、まさにストーリーに引き込まれる、といった感じでした。
ラストのシーンで、にじうおが、みんなにうろこを分けてあげると、思わず笑顔で大拍手。そして、まだ背びれや尾びれにも残っている銀色の筋模様を数えて、(筋が9本で、魚もにじうおを含めて9匹なので)「あっ、ちょうどいいよ! こっちもみんなに分けてあげれば?」と、提案していました。
娘に、自分だったらどうする?と聞いてみたら、「うろこみたいなキラキラ光るシールを、お手紙の中に入れて、みんなにあげる。」との答え。なんだか小学生らしくて、かわいいな、と思いました。
賛否両論あるようですが、にじうお自身も、周りのみんなも、しあわせそうな笑顔に包まれた最終ページ、そして、それを見つめる子どもの純粋な笑顔に、教訓、物欲云々も、すべて消えていったような気がしました。
これからも子どもの感受性を大事に、評価も子どもの視点でしたいな、と思います。
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かぼちゃ火山
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投稿日:2010/09/21 |
自家製飛行機で、おじいちゃんの家へと向かったバムとケロでしたが、ドキドキ、ハラハラの大冒険。「普通の空の旅」では、ちょっと経験できないハプニングの連続です。
私より先に読んでいた娘は、「虫が出るよ〜、ほら!」なんて、ページをめくる前に教えてくれます。でも、虫さん大好き(!)の娘は、飛行機にくっついてきた虫たちを、にこにこ顔で見ていました。
アイスランドの火山噴火は、まだ記憶に新しいところですが、こんなに楽しい「かぼちゃかざん」の噴火なら、1度味わってみたい気もしますね!
でも、吸血コウモリには、さすがの娘もびっくり。
何はともあれ、無事に着けてよかったね、バムとケロ!
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ウルトラマンのすべてが大好き!
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投稿日:2010/09/21 |
ウルトラマンが、だ〜いすきな娘。娘にとって、ウルトラマンは守り神のような存在。広い宇宙からいつも見守ってくれている大切な友です。3歳の頃、たった1度だけ---夢の中で――ウルトラマンに会った日のことを、最もしあわせな出来事のように、瞳を輝かせて話す娘のために、この絵本をプレゼントしました。
これまでは、家にある「ウルトラ戦士完全図鑑」で、ウルトラマンの身長や体重がどのくらいだとか、得意技は何かとか、データに関連することを読んでいただけでしたが、この絵本では、憧れのウルトラマンの日常や心の中までも知ることができ、最初から娘の頬は緩みっぱなし!
ウルトラマンが強いことは知っていても、子どもにはめちゃくちゃ弱く、世界一子煩悩なお父さんだったなんて、娘も私も知りませんでした!
娘は、(ウルトラマンが子どもと遊ぶときに)「怪獣と戦うときは、真剣だけど、子どもが怪我をするとかわいそうだから、わざと負けてあげてるんでしょ。」と、にこにこして言ったり、いつもはどんなに痛くても泣かないウルトラマンが、「おとうさん だいすき」の絵に、涙をぽろりと流すのを見て、「うれしかったの?」と、いっしょになってウルウルしたり・・・。
「 おとこは すぐに ないたら だめだ!」というセリフを聞いて、「女の子はいいの?・・・書いてないから、きっといいんでしょ?」と、勝手に納得したり!
1番笑っちゃったのは、子どもの寝顔を見ながら、バルタン星人のお面を作り、「でも すこし くやしいので ウルトラマンのおめんも つくった」人間味あふれるウルトラマン。
お母さんに怒られたり、後片付けが苦手だったり・・・きっと“本物の”ウルトラマンも、こうなんだろうなぁ、と大人の私でも信じたくなる、魅力的なキャラクターです。
そして、娘の知っている「やさしい かいじゅうは まもってあげる。よわい かいじゅうは たすけてあげる」愛の戦士ウルトラマン。娘は、そんなやさしいウルトラマンの腕に包まれ、安心しきったように、うっとりとした表情を浮かべていました。
どのページのウルトラマンも大好き。ウルトラマンのどんな面も大好き。そして、我が家のウルトラマン、パパも大好き(!)と思える1冊です。
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終わりよければ・・・
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投稿日:2010/09/21 |
アンゲラーの代表作とも言える作品ですが、表紙からして、怖そうな絵。物語の大半が、闇の中、というのも、ちょっと珍しいと思います。
娘も、いつもとは少し違った面持ちで座っています。
「おどしの どうぐは みっつ。ひとつ、ラッパじゅう。ふたつ、こしょう・ふきつけ。・・・」
この道具が、娘には謎だったようですが、使い方を説明すると、なんだか面白そう!という表情に変わってきました。特に、こしょう・ふきつけなんて、「ばばばあちゃん」が考え付きそうな道具ですよね。
でも、馬車を強奪するシーンは、大迫力。
正真正銘の「どろぼうさま」です。
ところが、ところが・・・、みなしごのティファニーちゃんを連れてきたことから、「すてきな三にんぐみ」へと大変身。本当にすてきな三ぐみが世界中に増えて、すてきな村があちらこちらにできていったらいいですね。
正義感の強い娘は、善の行い以上に悪行のほうが強く心に残ったようで、やっぱり「どろぼうは悪いことだよね」と、意見を曲げず、「終わりよければ、すべてよし」とはならなかったようです。
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親子の心をつないでくれた1冊
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投稿日:2010/09/21 |
動植物が大好きな娘のために、同じシリーズの「花」と「植物」に続き、「鳥」も揃えてみました。
「花」と同じく、とにかく写真がきれいです。特に、一瞬の動きを捉えた貴重な写真も多く、眺めているだけで感動します。
鳥に詳しい娘も、新たな発見に驚かされるようで、食い入るように見ています。
今日も、パパと犬の散歩に行った際、出会った鳥を、早速図鑑でチェック。「しっぽがとっても長い鳥だったの」と言いながら、1ページ1ページ楽しそうにめくっています。「あっ、これだあ!」 やっと見つけた鳥は、キジ科のヤマドリでした。わあ、本当に尾が長いね。
この図鑑を買って1番うれしかったのが、パパが故郷のヨーロッパで子どもの頃に飼っていた鳥を、いっしょに見つけられたこと!
娘は初めて見る鳥に、パパは何十年ぶりかの再会(?)に、心の底から喜んでいました。
コジキヒワというアトリ科の鳥。なるほど、ヨーロッパ、アフリカ北部などに住む、と書いてあります。同じアトリ科の鳥、カナリアのように、とても美しい声で鳴くそうで、娘も実物を見てみたい、と楽しみにしています。
過去と現在を、そして、親と子の心をつないでくれたこの図鑑に感謝しています。
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美しい絵
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投稿日:2010/09/21 |
「絵がとっても上手なんだよ。面白い絵とかじゃなくて、ちょっと難しい絵なんだけど、とってもきれいなの。」
娘が図書館で見つけた同画家の「はちみついろのうま」。とにかく美しい絵に惹かれたようで、「カレンダーの人(いわさきちひろ)の絵よりきれいなんだよ!」と、大絶賛。
(*子ども部屋に、いわさきちひろのカレンダーが飾ってあり、先日もいわさきちひろが描いた「にんぎょひめ」を読んだばかりだったので)
そして、ノートに、「ちゅうもんしてほしいほん。はちみついろのうま。かものむすめ。」と書いて持ってきました。残念ながら、「はちみついろのうま」のほうは、絶版になってしまっていましたが、代わりに、ヤクトーヴィチの他の作品として紹介されていた「かものむすめ」を購入しました。
なるほど、娘が「きれい!」と感動したのも肯けます。本当に繊細で、淡い彩の美しい絵です。
作者と同じスラブ圏出身の夫も、水汲みの道具や、紡ぎ車を見て、「これも祖母の家にあった。」と、懐かしんだり、「この帽子も子どもの頃に被っていた。羊の皮でできていて、とってもあったかいんだ。・・・靴も、よく似ている!」と、喜んでいました。
私は、異国情緒の香のする絵に、うっとり。民族衣装やテーブルクロスなども、とても素敵で見入ってしまいました。
ところが、娘は、「悲しいお話はいやだ」と言ったきり、涙をぽろぽろ流して、私の胸に顔を押し付けたままです。つい最近「にんぎょひめ」を読んだときも、同じことを言ったのですが、悲しみを想像する力が増し、様々な感情に対しても、より敏感に反応するようになったのかな、と感じます。再びふたりだけになってしまったおじいさんとおばあさんの気持ちを思うと、辛くてたまらなくなってしまったのでしょうね。
同時に、娘にとって、まだまだ絵本の世界は楽しい時間であり、夢の続きなのかもしれないな、とも思いました。いろいろな種類の絵本を読むことで、娘の心の中にも触れることができ、私にとっては、しあわせなことと実感しています。
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