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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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こぶた文庫

せんせい・70代以上・東京都

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自己紹介
絵本講師の資格を取得しました。その後おもちゃコーディネーターを取得し、2011年9月には念願のペーパークイリングインストラクターの認定を受けました。いろいろやったけれど、やはり絵本が一番!顧問をしている『絵本サークル・アイビー』は、2012年に20周年を迎え,親しい絵本作家さんをお招きして記念会を致しました。ここ数年は絵本にどっぷり浸かっています。
好きなもの
ドイツ、韓国、台湾。世界の雑貨。
絵本(蔵書は3500冊以上。)
小淵沢えほん村(絵本サークルの合宿先になって22年、毎年2〜3回出掛けます。)
ぺ−パークイリング・ペーパークラフト。
頑張っている教え子たち。
ひとこと
絵本を学際的に研究するのではなく、生活必需品というような感覚で捉え、読み続けて行きたいです。

こぶた文庫さんの声

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ふつうだと思う おさじさんのたび→→どんなたび?  投稿日:2007/11/07
おさじさんのたび
おさじさんのたび 作: 松谷 みよ子
絵: ささめや ゆき

出版社: にっけん教育出版社
てんぐざるさんと同様に、私もお二人の作者の名前を見て購入しました。はじめは銀細工師のおじさんが作った一本のおさじの冒険かな? 登場する人たちの服装からも外国が舞台になっているのかな? 何だかおしゃれな感じ…、と思いつつ読んでいました。でも読み進めるうちに話しが深刻になってくるのです。地震の部分はいらないのでは?

おさじさんと赤ちゃんとの出会いで、充分であったと思います。
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なかなかよいと思う 終わり方が…。  投稿日:2007/11/07
パンちゃんのおさんぽ
パンちゃんのおさんぽ 作・絵: どい かや
出版社: BL出版
楽しい言葉の繰り返しで、全体がリズミカルに仕上がった絵本です。パンダのパンちゃんの愉快なおさんぽと、自然の関わりが何気なく描かれていて、それでいて後半はスピード感が伝わってきます。
「でんぐる でんぐる…」と「ぐるでん ぐるでん…」。
子ども達も身を乗り出して見入るのではないでしょうか。

ただ、最後のページの「おしまい」という終わり方がちょっと気になりました。仲良し家族の夕ご飯の場面には、字がなくても良かったのでは?と思うのですが…。
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自信を持っておすすめしたい ねこしゅうかい  投稿日:2007/11/06
まっくらまっくら
まっくらまっくら 作: いちかわ けいこ
絵: たかはし かずえ

出版社: アリス館
心地の良いリズミカルな言葉が繰り返されて、読んでいて気持ちがほっこり!しました。ねずみを見つけて飼い主に見つかり、表に出された猫の行き着いた所が「ねこしゅうかい」だなんて、面白いったらありませんでした。
2〜3歳の子どもには「猫集会」の意味はわからないかもしれませんが,猫がよくやることです。わざわざ猫の習性を説明する必要はないと考えます。もう少し大きくなった時に、思い出してもらえればいいと思います。
シンプルな猫の絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 愛読書  投稿日:2007/11/06
ルリユールおじさん
ルリユールおじさん 作: いせひでこ
出版社: 講談社
ソフィーのように1冊の本を大事にして、バラバラになるまで読んだことってあるでしょうか。私は、中学校の時に配布され、30年間くらい読んでいた新旧約聖書が、唯一ページがパラパラととれて、表紙も破け、太い輪ゴムでくくり、つい最近まで持っていました…。申し訳ないけれど、製本しなおしたいとまでは思いませんでした。
木が大好きなソフィーにとって、ルリユールおじさんとの出会いは彼女の一生の仕事の種になったのでした。完成のお礼にちいさな植木をプレゼントしていたソフィーの喜びと優しさが伝わりました。

「ルリユール」という言葉にはもう一度つなげる、という意味があるそうで、日本にはない職人なのだそうです。自信と誇りを持ってこの仕事をしていたのであろうことが、おじさんの様子からわかります。日本では子どもの本離れが嘆かれています。家の中で大人が本を読む姿を子どもに見せていないこと、つまり親も本離れしているのが現状でしょう。子どもを本離れにするのは学校ではなく、身近かな大人のせいかもしれません。1冊の本を大事にすることを、日本人は忘れてしまったのかもしれません。
「愛読書」という言葉があったはずです。胸をはって一人一人が自分の「愛読書」を伝えられるようになったらいいなぁと思います。

おはなしとは別に、『パリの裏道』を案内してくれているいせさんの絵もすばらしく、絵本でありながら画集でもあるように感じました。
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自信を持っておすすめしたい なんちゃって大阪弁  投稿日:2007/11/05
しってるねん
しってるねん 作: いちかわ けいこ
絵: 長谷川 義史

出版社: アリス館
庶民的なお話しで、誰もが一度は経験したことのある「あの人だれだっけ…?」。私のように毎年200名近くの新入生と出会い、関わっていると「卒業生の○○さんに似ている」とか、「幼稚園の△△ちゃんが成長したらこんな人になっているかもしれない…」など理由をつけて名前と顔を一致させるのですが、たま〜に会う人とか、毎日通勤途上で出会っているよその人と全く別の所で出会った時は「どこで会ったっけ?」と考え込んでしまうこともあります。子どもも同じなんだと思いました。

大阪弁が痛快さを増し、なんちゃって大阪弁でもかまうものか!と読んでみました。また、長谷川さんの絵が細かくてお楽しみ探しもでき、続けて何度も開きたくなる絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 納得!!  投稿日:2007/11/05
それはすごいなりっぱだね!
それはすごいなりっぱだね! 作: いちかわ けいこ
絵: たかはし かずえ

出版社: アリス館
『それはすごいな りっぱだね!』の繰り返しが心地よく心に響きます。なんていうことのない、私たちの身の回りにいる小さな動物たちの、幼いときと大人になったときの姿の違いに注目し、それぞれに『それはすごいな りっぱだね!』と声をかけていく犬がかわいいですね。繰り返しもしつこくなく、ねこのいう「りっぱな とらねこさ」という答えにも拍手を送りたいと思いました。

「ぼくも りっぱな いぬかしら?」ページを閉じて表紙に戻ればそこにはりっぱに成長した犬がいるのです。納得!!です。
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自信を持っておすすめしたい ワクワクハラハラ  投稿日:2007/10/29
りんごがひとつ
りんごがひとつ 作・絵: ふくだすぐる
出版社: 岩崎書店
子どもは動物の絵本が大好きです。この絵本にも馴染みのある動物が登場します。そして痛快なのは、何といっても『ふりをした』ということばではないでしょうか。何回読んでも笑ってしまいます。子どもの心で読めば、なるほど!と納得出来るものです。

読み聞かせてもらったのは、2回。2回とも男性の読み聞かせでした。そのせいなのかなぁ、ワクワクハラハラしたのは…。
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自信を持っておすすめしたい ふしぎ!  投稿日:2007/10/06
ふしぎなナイフ
ふしぎなナイフ 作: 中村 牧江 林健造
絵: 福田 隆義

出版社: 福音館書店
どのように読んだらいいのかわからなくて、ずうっと本棚の中に封印していた絵本です。最近の授業で学生が読んでくれたのですが、見ている者は大笑いでした。淡々と読んだだけなのに、まさに絵が語っているのでしょう。あんなに受け入れられるとは、予想外でした。

卒業生に尋ねると、同様に子ども達は大好き!とのこと。あぁ〜ぁ。私の感性は相当年をとってしまったんだ、と実感しました。

タイトル通り『ふしぎなナイフ』です。結局不思議な世界の出来事なのです。初版から20年以上経って、やっとその面白さがわかりました。学生が取り上げてくれなかったら、わたしは宝の持ち腐れをしてしまうところでした。
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自信を持っておすすめしたい じぃじとばぁばに読んでもらいたい絵本  投稿日:2007/10/02
木にとまりたかった木のはなし
木にとまりたかった木のはなし 作: 黒柳 徹子
絵: 武井武雄

出版社: 岩崎書店
黒柳徹子さんの始めての絵本だそうです。イルフ童画館で見つけました。感動しました。私も子どもの頃は武井武雄さんの絵に親しんでいました。黒柳さんと武井先生の間で絵本出版の話しがまとまって間もなく、武井先生は亡くなられたとか。1985年初版ですが、ご遺族や出版社の方々の協力でたくさんの偶然が重なり合って出来た絵本だそうです。

木が木にとまりたい、なんて誰が思うでしょうか?
発想はユニークですが、美しいお話し、そして絵であふれている素晴らしい作品だと思います。武井先生の画集としても楽しめます。

まず大人が、特に幼児期に武井先生の絵で育ったじぃじとばぁばに読んでもらいたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい やさしいやさしい赤ちゃん絵本  投稿日:2007/10/02
もう わらった
もう わらった 作: やすおかかよこ+うしろよしあ
絵: かさいまり

出版社: 教育画劇
2007年9月15日にデビューした赤ちゃん絵本です。

いないいないばあ、の絵本はたくさん出版されていますが、「いまないた からすが もう わらった…」の遊び歌にもとづいた絵本はあそこまでたくさんではないでしょう。かさいまりさんの絵がやわらかく、赤ちゃんのニコォ〜とした顔が浮かんできます。

作者のお一人である、やすおかかよこさんのお人柄がそのまま絵本に表れていると思いました。

やさしい、やさしい赤ちゃん絵本です。赤ちゃんのいるお母さん、小さな絵本ですから母子(あるいは父子)二人でこの絵本を楽しんで下さい。
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