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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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こぶた文庫

せんせい・70代以上・東京都

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自己紹介
絵本講師の資格を取得しました。その後おもちゃコーディネーターを取得し、2011年9月には念願のペーパークイリングインストラクターの認定を受けました。いろいろやったけれど、やはり絵本が一番!顧問をしている『絵本サークル・アイビー』は、2012年に20周年を迎え,親しい絵本作家さんをお招きして記念会を致しました。ここ数年は絵本にどっぷり浸かっています。
好きなもの
ドイツ、韓国、台湾。世界の雑貨。
絵本(蔵書は3500冊以上。)
小淵沢えほん村(絵本サークルの合宿先になって22年、毎年2〜3回出掛けます。)
ぺ−パークイリング・ペーパークラフト。
頑張っている教え子たち。
ひとこと
絵本を学際的に研究するのではなく、生活必需品というような感覚で捉え、読み続けて行きたいです。

こぶた文庫さんの声

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自信を持っておすすめしたい 童話を絵本で味わうこと  投稿日:2007/09/14
マッチうりの女の子
マッチうりの女の子 絵: スベン・オットー
訳: 乾 侑美子
原作: ハンス・クリスチャン・アンデルセン

出版社: 童話館出版
あの有名な『マッチ売りの少女』のお話しが、こんなに悲しくて、切なくて、美しいものだということを気付きました。スヴェン・オットーの絵がすべてを物語っています。雪の中を素足で歩きながらマッチを売る、想像しただけでも倒れそうになる状況です。マッチを灯して色々な光景をわずかの時間楽しんで、一人路上で亡くなった女の子は、人生の最期は嬉しかったのでしょうか?口元がほほえんでいたそうですから…。

あまりにも有名で知っているつもりでいました。改めて読んで童話の絵本もいいものだ、と思いました。ゆっくり、じっくり、余韻を噛み締めながら読みたい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ドイツの森と人々の生活  投稿日:2007/09/14
森のおひめさま
森のおひめさま 作・絵: ジビュレ・フォン・オルファ−ス
訳: 秦 理絵子

出版社: 平凡社
ドイツ大好きな私は、オルファースの絵本も大好きです。森の様子、人々の生活が形をかえて表現されています。赤地に白い点々のキノコは、毒キノコであることが多いですが、かわいらしさは天下一品。思わず持って帰りたくなってしまいます。それらがきのこのぼうやとして毒々しさも無く描かれています。苔もやわらかい絨毯のようなものが森の中には生えていますが、それらもぼうやになって登場しています。何と云うことのないお話しかもしれませんが、ドイツの森や人々の生活を体験した者には、しっくりくる美しい絵本です。翻訳もリズミカルですこ〜しリズムを打って読むと楽しいのではないでしょうか。

100年近く前に出版された絵本が現在も読めること、しかも大胆な古さは感じられないこと…。個人個人の感性の違いはあるとは思いますが、孫、子の代まで読み継がれてほしいと私は思います。
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自信を持っておすすめしたい すごい!絵本!!  投稿日:2007/09/13
給食番長
給食番長 作: よしながこうたく
出版社: 好学社
授業で学生が読んでくれました。すごい絵本が出版されたものだ!と思いました。小学1年生には考えられない、給食番長とその取り巻き、そして給食のおばちゃん達。だからこそ幼稚園、保育園の年長組の子ども達に読んだら、飛びつくのでは?と思います。最近耳にする【食育】を大袈裟に扱っていますが、その大袈裟なところが、絵本のすごさを大きくしています。ダイナミックで、しかもバイリンガルで読めるという新鮮さもすごい。

最近『こびとづかん』で長崎出版を知りましたが、こういう絵本も面白くて好きです。
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自信を持っておすすめしたい 信じられない大騒ぎ  投稿日:2007/09/07
あめふりの おおさわぎ
あめふりの おおさわぎ 作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
これほどの大騒ぎはそう簡単に経験出来るものではありません。アメリカだったらあるのかも?とは思いますが…。ですから絵本の中で一緒に経験してしまえばいいのです。笑ってすませられるのです。読み進めているうちは、「ありゃりゃりゃ…」「なんじゃこりゃ?」「そうなるか…!」とか思って顔も歪んでしまいそうですが、雨が上がって美しい虹が現れたことで私の気持ちも和んでいきました。

はじめの方のお母さんのイライラした表情と、最後の落ち着いた穏やかな表情のギャップが、お話の展開を面白くしていると思います。ダイナミックに読んでしまおう、と企んでいます。
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自信を持っておすすめしたい ドラマと感動  投稿日:2007/09/01
コッコさんのともだち
コッコさんのともだち 作・絵: 片山 健
出版社: 福音館書店
卒業生が「こぶた文庫に入れて下さい」とプレゼントしてくれました。

こっこさんとあみちゃんの表情がページをめくるごとに笑顔になって、私も笑顔になっているだろうなぁと思いながら読みました。こういう経験って、ちいさい頃案外していたのかもしれません。保育者が一言声をかけてあげたら簡単に解決することかもしれませんが、それをしないで、こっこさんとあみちゃんが自ら解決した所にドラマがあり、感動があるのだと思います。

片山健さん、すごいなぁ、と思います。子どもの心をつかむ方法をしっかりわきまえている方です。媚びたり受けをねらったりしないで。

またまた、大好き絵本が増えて嬉しい限りです。
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自信を持っておすすめしたい 真夏にぴったり!!  投稿日:2007/09/01
しずかなまひる
しずかなまひる 作・絵: 片山健
出版社: 福音館書店
「しずかな しずかな まひるです みんな ぐっすり ねむっています」で始まり、「みんな みんな ねむっています しずかな しずかな まひるです」で終わるのですが、ねこも、時計も金魚もカーテンも、なにもかもが眠っています。でも最初のページをめくって目に入った、子どもと大人の(あるいは大きい子どもの)ダイナミックな足の裏を見る限りでは、「しずかな」がピィ〜ンときません。むしろ寝息や軽いいびきが聞こえてくるように感じました。

暑い暑い夏のお昼過ぎ。今年は特に暑かった! しかし片山健ワールドでは、暑さよりも心地よさが伝わってきます。
真夏にぴったり!の絵本です。
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自信を持っておすすめしたい パーシーの活躍に期待したい  投稿日:2007/07/25
あらしのあとで
あらしのあとで 作・絵: ニック・バドワース
訳: はやし まみ

出版社: 金の星社
嵐のためにすみかをなくした仲良しの動物達に新しいすみかを作るお手伝いをしたパーシー。『ちからをあわせて』(絶版だと思っていたらそうでないようです。)のシリーズの1冊でしょう。公園と動物達が大好きな彼が「一緒に住もうよ」とすすめられたのに断ったのは…? パーシーは公園と動物が好きなだけではないのだと思いました。彼が手にする木の実がその答えを導いてくれたように思います。

読み終わった後に心地よさが感じられます。人間も動物も森の木もみんな自然の中で共存していることを改めて思いなおしました。
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自信を持っておすすめしたい 気の短さ、天下一品!  投稿日:2007/07/24
ざぼんじいさんのかきのき
ざぼんじいさんのかきのき 作: すとう あさえ
絵: 織茂 恭子

出版社: 岩崎書店
この絵本からは色々なことが学べます。独り占めしてはいけません、欲張りもいけません、短気もいけません……。ちょっとしたもので楽しく遊べます…。それも大事だけれど、お話しそのものが面白いと思いました。性格の違う二人のやり取りがとっても面白いです。まあばあさんのように、いつも笑顔で、素敵な遊びを子ども達に教えて一緒に楽しめるおばあさんになりたいと思いました。

それにしてもざぼんじいさんの気の短さは大したものです。なにもあそこまでやらなくても!
でもこれでこの絵本の面白さが倍増するのでしょうね。
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自信を持っておすすめしたい どっちがいい?  投稿日:2007/07/24
おにがきた
おにがきた 作: はた よしこ
原案: 片倉 信夫

出版社: 偕成社
先にレビューを読ませていただきました。
感受性の強いお子さんにはよくないような…。私が子どもの頃は、「うそをつくとえんまさまにしたをぬかれるよ」だったのですが、だから極力嘘はつかないようにしようと子どもながらに考えていたものです。(もちろんたくさんつきましたけど、舌を抜かれることはありませんでした。怒られましたが。)鬼が身体に入ってお腹が痛くなるのとどっちが教育的なのでしょうか? あの日から鬼に会っていないぼくは、嘘をついていないということなのでしょうね。

私は読んでみて、なるほど、うんうん、と楽しむことが出来たのですが、まだ子どもに読んだことはないので皆さんのご意見を参考にしようと思います。
しかし、こういいったダイナミックな絵とお話しは大好きです。学生達に読んでみます。ついでにいつもはしたことがない感想など書かせたりして。
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自信を持っておすすめしたい ガタゴトー ガタゴトー  投稿日:2007/07/22
でんしゃにのって
でんしゃにのって 作: とよた かずひこ
出版社: アリス館
つい先日、作者であるとよたさんご自身に読んでいただきました。「小牛田」が「ここだ」になったのだそうです。素朴な飾らない読み方にすぐに大好き絵本リストに加わりました。切符をなくした経験が私にもあります。幼かったので泣くか、ごまかすか考えました。でも結局は駅員さんになくしたことを伝えて改札を通してもらいました。作者の経験が随所に現れているのがとよた作品のようですが、読み手である子ども達のことを考えて作られていると感じました。繰り返しの楽しさ、親しみのある動物達、そして電車。おばあちゃんがホームで待っていてくれて、ホッとします。トンネルに向かって走る電車が次に停まるのが「おばけだ」なのです。おばけ達がホームで待っています。裏表紙までお話しが続いていて、ガタゴトーがいつまでも残る心地よい絵本です。

講演の後、もちろんサインをしていただきましたが、うららちゃんとおばけが乗っている2両連結の電車を1冊1冊丁寧に書いて下さり、いい方だなぁ、と今ではファンです。
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