子供心をくすぐるキャンディー
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投稿日:2008/09/26 |
「おかあさん、面白い本借りてきたんだ」学校から帰ってきた子供の第一声。どんな本かと思ったら、宮西さんのこの本でした。
不思議なキャンディー売りから、変身できたり消えたりできる飴を買う前半。
「この飴をなめると声が変わる」「この飴をなめると変身できる」
次々出てくる不思議なキャンディー。
誰でもこんな飴がほしいと思ったことがあるのでは?
その飴を使っていたずらを思いつき、ピンチにたたされる後半。
豚は次々飴をなめて、どうにか乗り切ろうとします。
コミカルな絵と、お話のテンポのよさが子供をひきつけます。
何より「変身できる飴」は、いつの時代も子供の心をワクワクさせるのではないでしょうか。
7歳4歳の二人とも一緒に楽しめるお話でした。
最後に豚さんが元に戻るのかどうかが、子供たちの心配事のようです(笑)
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大人も楽しい街の風景
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投稿日:2008/09/24 |
雪の降る日。一家はバスでお出かけ。
行き先は・・子供たちには内緒だけど素敵なクリスマスツリーが見られる場所。
お話は単純ですが「次のバス停はどこ」と、わくわくします!
そしてページを開くたびに、きれいな雪景色の街
大好きなバス+大好きなお出かけ=当然子供たちはお気に入りです。
絵の細かいところを見たり、行き先が気になったり・・
間瀬さんの細かい絵の描写が、この素敵なお話をより引き立ててます。
雪の日。静かだけど、でもにぎわってる街の感じがとてもいいです。
「でんしゃでいこう、でんしゃでかえろう」も、きれいな菜の花畑が印象的な絵本でしたが
バスのお出かけも素敵でした。
大人もノスタルジックな気持ちになれる、のりものの本でした。
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ポンたろうの気ままな旅
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投稿日:2008/09/22 |
頭がゴムで出来てるポン太郎の、気ままな旅のお話。
頭がゴムだから、色んなところに跳ね返っては飛んでいく。
「なすがまま。ケセラセラ」とでも言いましょうか。
ゴムで出来たポン太郎は、一体どこに向かうんだろう?何故頭がゴムなのか、
この人は何歳なのか、パンクしたらどうなるんだろう?なんて細かいことは考えず
ただただ、ポン太郎と一緒に旅をしてみましょう。
読みきかせで使ったところ、子供たちはポン太郎の行く末に興味津々!
お母さんたちは、くすくす笑ってました。
頭の中を空っぽにしたいときに、いい一冊です。
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子供のうちに楽んでほしいお話
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投稿日:2008/09/19 |
麺のように長ーーーい髭のライオン。
その長い髭のために、おかしな災難が次々起こります。
その髭を最後にゴリラの床屋さんに・・・
お兄ちゃんが一人で読むようにと思ってましたが、字も大きく少なかったので
私と一ページごとに順番で読み聞かせました。
4歳の下の子も、蛇が巻きつくと「怖ーい」、ライオンが木に巻きつくと「たいへーん」と反応が良かったです。もちろんお兄ちゃんも楽しみました。
長さんのお話に共通した、絶対ありえない不思議なストーリー。
大人の私でも笑いがこみ上げてきますが、
頭が柔軟な子供のうちに、こういうお話をたくさん楽しんでほしいと
思います。
場面展開のリズムもよく、絵も楽しく字も少なめなので
字が読めるようになったお子さんが、最初に一人で読む本にちょうどいいです。
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ケーキが美味しかった
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投稿日:2008/09/18 |
クマ君がミツバチおばさんから蜂蜜をもらいにいき、ケーキをつくるおはなしです。
ケーキが出来るまで、でんぐり返しをしたり、ケーキ作りの工程が楽しいです。
思わず一緒にケーキを作ってあげたくなります!
お掃除する代わりに蜂蜜をもらい、作ったケーキはきちんとハチミツおばさんにもおすそ分け、なかなか礼儀ただしいクマくん。
最後は、ケーキの分け方で少しだけ算数も出てきて
ケーキ作り以外にも色んな要素で、お話から親子の会話が広がると思います。
ハチミツブンブンケーキという名前が良かったのか、ケーキ作りの本だからか、
子供たちが3歳くらいの時には、上の子も下の子も2人とも気に入って何度も読みました。
先日ここに乗ってるケーキを作ってみたら美味しかったです。
ちょっと焼き時間がかかりますが、しっとりこんがり風味のケーキでした。
はちみつの甘さなのでバターケーキだけど、それほどしつこくなかったです。
みなさんもぜひ・・。
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執念の遠足
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投稿日:2008/09/16 |
遠足に行きたかったのに、風で熱を出してしまった。
そんな僕が幽体離脱?するお話。ネコ・ジュース・雨雲など
いつも遠足には邪魔者にされるメンバーも一緒に遠足に行きます。
遠足という身近な題材なので、奇想天外なストーリーですが
子供も物語の世界に入りやすかったようです。
僕の体がニューっと伸びるところ、ジュースまで冷蔵庫から伸びてくるところ
レインボーの雨が降るところが4歳の子供のお気に入りです。
とても気に入ったようで、一人でつぶやきながら読んでます。
でもでも、よく考えると生霊の話ですよね?
長谷川さんの明るい色調でユニークな絵が、
そんなことを微塵も感じさせず楽しませてくれます。
絵本をたてにするタイミングが難しいけれど、読み聞かせに使ってみようと思ってます。
家での子供の反応からして、きっと受けると予想してます。
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寡黙だけど多弁な一冊
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投稿日:2008/09/11 |
「ぼくがラーメンを食べてるとき、他の国では・・○○している」
日常の生活から切り取られた一こまのシンプルな羅列。
この絵本はただそれだけ、といってしまえばそれだけです。
しかし、その一こま一こまにたくさんのメッセージがこめられています。
かわいい絵とは裏腹に行間から読者の心にずっしりと、作者の問いかけが響いてきます。
この絵本は寡黙だけど多弁ですね。
ここでこうしてパソコンしてる間に、戦争でなくなってる人もいる。
銃を持つ子供もいる。
普段は小言ばかり言ってる母の私ですが、小言が言える、不満が言える
そういうことも含めて何気ない日常のありがたさを感じました。
小1の作文コンクールの課題図書になってましたが、
一年生の男の子が感想を整理するには難しかったようです。
子供だけでなく大人にも読んでほしい本です。
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子供にウケます
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投稿日:2008/09/10 |
絵本の読み聞かせの導入に読むのに最適です。
ナイフが曲がったり、伸びたり、膨らんだり・・ありえない光景に子供たちが大喜びです。
何の変哲もないナイフの絵です。
大人から見ると、何がそんなに面白いんだろう?と思うのです。
だけど子供たちには、いつも大うけです。
残念ながら、私の頭が固くなった証拠なのでしょうか。。。
家での読み聞かせでも、4歳の子供は「伸びる」「縮む」などの言葉を一緒に言います。
対象年齢は過ぎたのではないかと思える、小1の子供も楽しく見てます。
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人間臭いおばけです
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投稿日:2008/09/06 |
かわいいお化けの一日が、
長さん独特のユーモラスも交えて、ほのぼのタッチで描かれてます。
このお話に出てくるお化けは実に人間臭い!
ネコとけんかしたり、歯磨きしたり、友達呼んだり・・
なーんだ。お化けも人間と同じ?いやいや、そんなお化けいないんだろう??
大人としては何となく謎が残りますが。。
子供が夜にそっと暗い部屋を見たとき
「お化けさんいるかな?遊んでるかな」と思わせるような作品です。
HNのとおり、長さんの作品が大好きです。今回も期待は裏切りませんでした。
長新太ワールドの入リ口としていいかもしれません。
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秋の読み聞かせに
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投稿日:2008/09/04 |
ウサギさんたちの芋ほりのお話です。
なかなか抜けないのには、、、どんなわけがあるんだろう?
仕掛けの部分がとても楽しい絵になってます。
親子で一緒に芋ほり気分になれます。さつま芋の出来方もわかりますね。
単純なお話だけど、繰り返し読んで楽しめます。
子供が2-3歳の頃よく読んでました。
幼稚園の下の子は、まだまだこの本が大好きです
幼稚園で芋ほりがあるので、その頃また読んであげようと思います。
秋にいい一冊です。
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