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いちがつにがつ

ママ・40代・その他、女の子18歳 男の子15歳

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自己紹介
夫と二人の子供たちにかこまれて、北欧で生活しています。
子供たちをバイリンガル&バイカルチャーにするための教育もかねて、絵本の読み聞かせをはじめたら、自分まですっかり絵本好きになってしまいました。
好きなもの
和食、甘いもの、カラオケ、映画、TVゲーム、旅行、そして絵本♪♪
子供たちの洋服やおもちゃを選ぶのもとっても好きです。
ひとこと
なかなか日本にいるのと同じように絵本を選べないので、みなさんのレビューを非常に参考にさせていただいています。私も、自分の記録を兼ねつつ、みなさんの参考になるようなレビューが書けたらいいなと思っています。

いちがつにがつさんの声

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自信を持っておすすめしたい 人気作家と人気デザイナーのコラボ♪  投稿日:2010/10/07
ちゃっかりクラケールのおたんじょうび
ちゃっかりクラケールのおたんじょうび 作: レンナート・ヘルシング
絵: スティグ・リンドベリ
訳: いしいとしこ

出版社: プチグラパブリッシング
スウェーデンでは知らない人はいないほどの有名作家さんと、これまたデザイン好きには知らない人はいないであろう有名デザイナー/イラストレーターのお二人による作品です。

もう50年以上前の作品なのですが、今みてもとってもオシャレで新鮮な絵。色使いがとてもかわいらしくて、大人が見てもワクワクします。インテリア好き(とくに北欧/ミッドセンチュリー系)な方には非常におすすめしたいです。日本語版のフォントが、小学校の国語の教科書と同じ(だと思う)なのも私としてはポイント高いです。

大人向け?
いえいえそんなことはありません。
内容も、子供がワクワクする愉快なものです。ちょっぴりのお小遣いだけで、お菓子屋さん全てを手に入れちゃう、ほんとうに「ちゃっかり」した物語です。人を騙して横取りってわけでもないんですよね。お菓子屋さんのおじいさんも、よろこんで明け渡してくれましたから。お互いハッピーでよかったよかった。現実には、ないと思いますけど、そこが子供には楽しいところでしょうね。

このクラケールくん(スウェーデン語では「クラーケル・スペクターケル」という名前)が登場する絵本は他にもあって、韻をふんだ歌にもなっています。スウェーデンの子供たちには今も歌い継がれていて大人気なんですよ。作者のヘルシングさんですが、91歳の今でも子供たちのために活動されています。

うちでは親子3代でお気に入りの絵本です。
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ふつうだと思う もうちょっとコンパクトだと嬉しい  投稿日:2010/10/07
「なぜ?」にこたえる かぞえ方絵事典 言葉の意味を調べよう
「なぜ?」にこたえる かぞえ方絵事典 言葉の意味を調べよう 作・絵: 村越 正則
出版社: PHP研究所
スウェーデンで生まれ育つ子供たちに、できるだけ自然な日本語を教えていきたいと日々考えています。だけど、親の私自身が話す(書く)日本語が常に正しいとは限らないし、子供に満足に説明してやれないことも沢山あります。こんな時、子供と一緒に学んでいくのにこういった本は非常に役立ちます。

ものの数え方(数詞)って、ときどきわからなくなることってありますよね。ミカンは「1顆」半紙2000枚で「1締め」鳥居は「1基」などなど、私も知らなかったことが勉強できて役立ちました。なぜ、そういう数え方になったのか、由来ものっていてためになります。漢字にもすべてルビがふってあり、挿絵もふんだんですが空白も多く、子供にもパッと見てわかりやすくなっています。

しかしその分、情報量のわりに分厚くて重いのがちょっと難点かなぁと思いました。おそらく、紙を破ってしまいそうなほど小さい子は読まないので、こんなに厚い紙を使う必要はないと思ったからです。お値段のわりに手元に置いておきたい!と思わせられるほどの本ではなかったので、☆3つとします。
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自信を持っておすすめしたい ただの冒険物語じゃない  投稿日:2010/10/06
おしいれのぼうけん
おしいれのぼうけん 作: ふるた たるひ たばた せいいち
出版社: 童心社
ロングセラーだということで興味を持ちました。
絵本ですがかなりの長編です!ハラハラドキドキさせられる冒険物語であると同時に、友情、勇気、成長などの要素がいっぱい。
モノクロの鉛筆画がメインですが、ほとんど毎ページに挿絵があり、所々に現れるカラーの絵がとても印象的です。

普段はカラフルでかわいらしい物語が好き、しかも恐がりな3歳後半の娘。こんなに長い冒険物語は初めてです。ちょっと早いかなぁと思いつつ読み聞かせてみたら、まるで物語に吸い込まれたかのように最後まで聞き入っていました。

文章がわりと平易で、小さい子にもわかりやすいと思います。子供になじみのある日常の光景とファンタジーがちょうどよく混在しているのがいいのかな?日本に住んでいないので「おしいれ」を普段目にすることもなく、「デゴイチ」とか「こうそくどうろ」、「まるたんぼう」、「すいぎんとう」など、娘が初めて出会う言葉もたくさんありましたが、挿絵に助けられてそれなりに理解しているようです。

はじめ、悪さをした子供を押し入れに閉じ込めて恐怖を体験させることで「ごめんなさい」と言わせるという、先生のやり方に違和感を感じながら読みました(開いている穴をガムテープでふさいじゃうところなんてギョッとしましたよ)。だけど、この物語はそれを肯定しているわけではないんですね。先生も先生なりに答えを手探りの状態。日々躾に悩む私たち大人が考えさせられる部分でもありました。

物語の最後…
「さくらほいくえんには、とてもたのしいものが ふたつあります。ひとつは おしいれで、もうひとつは ねずみばあさんです。」
この文を読んで、ぜひみなさんにも笑顔になってもらいたいなあと思いました。
ロングセラー、うなずける作品です。
参考になりました。 4人

ふつうだと思う 3歳にはちょっと単純すぎた??  投稿日:2010/10/06
たまごのあかちゃん
たまごのあかちゃん 作: 神沢 利子
絵: 柳生 弦一郎

出版社: 福音館書店
繰り返しの文章が心地いい絵本です。
でも、ちょっと長めの物語を楽しめるようになってきた3歳の娘には単純すぎたかな?
0歳の息子には、破られそうになり読み聞かせ断念しました…(笑)

色使いも線もハッキリしていて赤ちゃんにもわかりやすそうな絵ですが、イマイチ私たち親子の好みではありませんでした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 笑った!  投稿日:2010/10/06
さるのせんせいとへびのかんごふさん
さるのせんせいとへびのかんごふさん 作: 穂高 順也
絵: 荒井 良二

出版社: ビリケン出版
なんだか楽しそうな表紙に惹かれて借りてきました。
結果大正解!

3歳の娘は、へびのかんごふさんがきつねに噛み付くところでちょっと怖がったものの、それが注射だったとわかるや大笑い。そのあとはとても楽しく読み進めました。

よくこんなこと考えつくな〜と感心しました。
荒井良二さんの挿絵もおもしろさに拍車をかけてます!
(くまのお母さんが後ろの方で治療を受けている絵で吹き出しました)

これは子供にウケますよ!
いや、読み聞かせる大人も笑いで声が震えます。

ぜひ!!
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 1作目とあわせて読んでほしい  投稿日:2010/10/06
へびのせんせいとさるのかんごふさん
へびのせんせいとさるのかんごふさん 作: 穂高 順也
絵: 荒井 良二

出版社: ビリケン出版
「さるのせんせいとへびのかんごふさん」を読み終わってすぐさま、この本を開きました。
すでに笑いモードに入っているところにこれを読むと、おもしろさ倍増です!
まだの方は前作を先に読んでください。

さるのかんごふさん(普段はせんせい)が、いつものへびのかんごふさん通りの治療をしようとするもんだから、大騒動が起こります。…っていうか、途中から「さるのかんごふさん」いないし(笑)。予想通りのオチがあって、娘はケタケタ笑っていました。

深い事は何も考えずに読んでください。
子供と思いっきり笑ってください。
それがこの絵本の楽しみ方だと思います。

ぜひ!!
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う スウェーデンの夏  投稿日:2010/10/05
うみのともだち
うみのともだち 作・絵: カタリーナ・クルースヴァル
訳: 菱木 晃子

出版社: 文化出版局
スウェーデンでは人形も売ってあるくらい人気の「エレン(Ellen)」シリーズの中の一冊です。

この作品は、エレンが海に遊びに行く物語。
挿絵は温かいパステル調の水彩画で、文章は短め、読みやすいです。

海水が冷たくてエレンが泳ぐのをやめたり、海底から取って来たムール貝にヒモをつけてカニ釣りをしたり砂浜にタオルを敷いて、その上でシナモンロールを食べたり…。まさにスウェーデンの夏の西海岸が描かれています。

うちの娘も、体験した夏そのまんまが絵本になっているようで、とても楽しんで聞いていました(娘はとうとう、冷たい海水を怖がって一度も泳ごうとはしませんでしたが…)。

のんびり、平和なお話が好きなお子さんにオススメです!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ユーモアと、メッセージと  投稿日:2010/10/05
シニガミさん
シニガミさん 作・絵: 宮西 達也
出版社: えほんの杜
つぎは一体どうなってしまうんだろう?
とハラハラドキドキしながら読み進めました。

病気のコブタ。
コブタを食べたいはずのオオカミ。
それを冷めた目で見守るシニガミさん。
ユーモアも散りばめられた心温まるお話です。食べるつもりだったのになんだか見捨てられず、看病したり花をつんだり励ましたり、ガケ下に生えていた、どんな病気でも治る花を体を張って取りに行ったり…やさしいオオカミさん。でも、シニガミさんは無情にも「あなたたちは もうすぐ 死ぬんですから」と…

登場人物(人物じゃないけど)3人とも、それぞれに素敵です。木の幹や葉っぱの中にちょこんと収まっているシニガミさんの顔がチャーミングでちょっと笑えました。

自分の普段の行いをしばし振り返って反省。私は限りある命を輝かせて生きているだろうか?ひとに優しく生きているだろうか?子供たちにいいお手本となる生き方をしているだろうか?そんなメッセージが込められているのかなと思いました。
参考になりました。 9人

なかなかよいと思う 純粋な気持ちで楽しもう!  投稿日:2010/10/04
もこ もこもこ
もこ もこもこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正

出版社: 文研出版
読んで聞かせる方も楽しい!
ストーリーは、ないです(いや?読み手の受け取り方によってはあるのか?)。
ひたすら、単純な絵と音を楽しむ絵本です。

赤ちゃんから楽しめます。
ちょっと大げさに読んであげると喜びます。
体を使って、もこもこ遊びをするのもおもしろいかもしれませんね。

ただ、力の加減を知らない小さな子は破きそうなので、ボードブック版が出るともっといいなあと思いました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 子供の視点でおうち遊び  投稿日:2010/10/01
なにしてあそぶ?
なにしてあそぶ? 作・絵: アンナ‐クララ・ティードホルム
訳: 菱木 晃子

出版社: ほるぷ出版
「たたいてみよう!」と同じシリーズの絵本です。
我が家では、スウェーデン語と日本語訳版の両方を読んでみました。

今日は雨。家の中で何をして遊ぼうか?というのがテーマです。

表紙の、窓の外をながめる男の子の視点で進んでいくお話です。人形のドリー、つみき、クマのぬいぐるみ、ままごとセット、イヌのぐいぐるみ、サルのぬいぐるみ、電車のおもちゃ、ボールなどが登場します。短くてシンプルな文章なので、0歳ー3歳ぐらいの子が楽しめると思います。

原書と日本語版は文章のニュアンスや雰囲気がちょっと違うのですが、日本語も原文と同じようなテンポと語呂のいい文になっているので、訳者さんがうまいなあと思いました。

ぜひ雨の日に読んで、そのあとはおうち遊びを楽しんでみてください。
参考になりました。 0人

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