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いちがつにがつ

ママ・40代・その他、女の子18歳 男の子15歳

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自己紹介
夫と二人の子供たちにかこまれて、北欧で生活しています。
子供たちをバイリンガル&バイカルチャーにするための教育もかねて、絵本の読み聞かせをはじめたら、自分まですっかり絵本好きになってしまいました。
好きなもの
和食、甘いもの、カラオケ、映画、TVゲーム、旅行、そして絵本♪♪
子供たちの洋服やおもちゃを選ぶのもとっても好きです。
ひとこと
なかなか日本にいるのと同じように絵本を選べないので、みなさんのレビューを非常に参考にさせていただいています。私も、自分の記録を兼ねつつ、みなさんの参考になるようなレビューが書けたらいいなと思っています。

いちがつにがつさんの声

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なかなかよいと思う こんな電車あったらいいな♪  投稿日:2010/11/16
でんしゃえほん
でんしゃえほん 作・絵: 井上 洋介
出版社: ビリケン出版
普段、あまり乗り物系絵本を読まない娘。
たまにはね…と「でんしゃえほん」という潔いタイトルに惹かれてこの絵本を選びました。

愉快です!
車輪から足が生えていて、「こつこつこつ」と歩く「おさんぽでんしゃ」に、ロンドンバスみたいに赤い「さんかいだてのでんしゃ」、ぐるぐる回って景色を楽しむ「ドーナツでんしゃ」、などなど現実にはあり得ない電車が見開きごとに出てきます。

でこぼこ線路を走る電車のページでは、娘をひざに乗せてはねてみたり、ドーナツ電車には「この電車じゃどこにも行けないねぇ。」と笑い、電線の上を走る電車には「トトロのねこバスも、電線の上を走るんだよ!!」と得意げな娘。

親子で会話が弾み、娘も大喜びで、読んでよかったです。
文章も短めで語呂が良く、2〜3歳ぐらいから楽しめるのではないかと思います。
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なかなかよいと思う 分かち合うっていいね!  投稿日:2010/11/16
ルラルさんのえほん(1) ルラルさんのにわ
ルラルさんのえほん(1) ルラルさんのにわ 作: いとう ひろし
出版社: ポプラ社
庭を毎日手入れして、それはそれは大事にしているルラルさん。
侵入してくる動物がいようものなら、パチンコを当てて追い払ってしまう、偏屈なおじさんです。ある朝庭に、ワニが寝転がっていて、芝生がチクチクして気持ちいいと教えてくれます。ルラルさんも同じように寝転がってみたら、うっとりするほどいい気持ち。それからルラルさんの庭はみんなの憩いの場所になるというストーリーです。

ワニとルラルさんが腹這いで寝転がる絵が、ちょっとおかしくて、ほのぼのしてて好きです!素敵なことって、共有すると幸せ倍増ですよね。すっきり明るい気分になれる絵本です。
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ふつうだと思う おねえちゃんのホントの気持ち  投稿日:2010/11/16
ゆきのひのわすれもの
ゆきのひのわすれもの 作・絵: かさい まり
出版社: 大日本図書
いつもまねばかりして、おもちゃを壊した妹に腹をたてたお姉ちゃんが、おとなりのおばさんの所に家出するのですが、なんだか忘れ物をしてしまった気分に…。

静かで、あったかい心情絵本です。
文章は短め、言葉の裏にたくさんの想いがつまっているという印象です。姉妹の愛情がじんわり伝わって来て、思わず笑顔がこぼれます。3歳の娘も0歳の弟とケンカをする日がもうじき来るでしょう。でもこの絵本の二人のように、心の奥底ではいつもつながっている、仲のいい姉弟になってほしいなぁと思いました。

挿絵がとても可愛らしく、温かいです。
登場人物はウサギで、家の内装や小物も、細かく描かれていて、まるでヨーロッパのドールハウスや、シルバニアファミリーを眺めているような気持ちになりました。

絵本に男女差はないもの!と思いたいですが、登場人物や挿絵の雰囲気から、どちらかというと女の子のお子さん向けかと思います。
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なかなかよいと思う 子供はワクワク、大人には微笑ましい  投稿日:2010/11/16
きかんぼぼうやのうみのたび
きかんぼぼうやのうみのたび 作: バルブロ・リンドグレン
絵: エヴァ・エリクソン
訳: 小野寺 百合子

出版社: 佑学社
きかんぼぼうやは元気いっぱい。
箱のボートにエプロンの帆をなびかせ、ぬいぐるみたち仲間を連れて、青いフロアマットの海に冒険に出かけます。

現実とぼうやの想像の世界をうまく融合させた、エヴァ・エリクソンさんの挿絵も秀逸です。居間がくじらという設定なのも面白いなと思いました。船旅の途中で出て来た魚が最後にお昼ご飯になっていたのには笑えました。

優しいお母さんの笑顔が印象的で、私もこんな風に子供の想像力と遊びにつきあってあげられる母親になりたいと思いました。
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なかなかよいと思う タンザニアならではののどかさ  投稿日:2010/11/16
チンパンジーとさかなどろぼう
チンパンジーとさかなどろぼう 作・絵: ジョン・キラカ
訳: 若林 ひとみ

出版社: 岩波書店
タンザニアの絵本なんて、なかなか触れる機会がないので興味を持ちました。異国情緒溢れる挿絵が、とても目を引きます。

チンパンジーのソクベは大漁の日、友達のイヌに大きな魚をあげます。ソクベは友達の動物たちと市場へ。イヌは隙を見てはソクベの魚に手を伸ばします。何度も魚を盗もうとするイヌに怒ったライオンは、誤ってケガをします。病院に運ぼうとすると、トラックのタイヤはナイフでパンクさせられており、イヌは魚を持って逃げていました…。でも最後にはハッピーエンド、動物たちもソクベも、もともとは友達のイヌだから気持ちよく許してあげます。

市場へ行く途中の村がお祭りなので見物していったり、ライオンの骨折を見てもらった病院の設備が良いのでカバもついでに歯を治療してもらったり、サッカーのゴールが木の枝で手作りされていたり、イヌの罰が「木をうえよう大会」で2倍の数を植えること、だったり…タンザニアらしい(?)のんびりした空気感も、この本の魅力の一つです。

うちの3歳の娘の語彙にはない言葉もたくさんあり、サッカーや裁判の場面などもあったのでちょっと難しかったかもしれません。でも話の大筋は理解して、とても楽しんで聞いていました。一時はどうなることかとハラハラしていましたが、優しいソクベとイヌの関係にホッとしていたようです。

平和でいいなぁ。
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ふつうだと思う 思ったより悪くない!  投稿日:2010/11/12
スーモのさがしもの
スーモのさがしもの 作: 新井 洋行
絵: colobockle(たちもとみちこ)

出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング
住宅サイトのキャラクターが主人公の企画モノということで、あまり期待せず、しかしたちもとみちこさんのイラストが好きなので読んでみました。

スーモの宇宙船の燃料が落ちてしまい、それを探しに5件のお家に入るという物語です。
おかしのいえ、おもちゃのいえ、おひめさまのいえ…子供たちの好きそうな要素が満載の家の中から、燃料のキラキラぼしを探します。

起承転結がちゃんとあり、しかけも用意されていて子供は好きそうです。自分が住宅やインテリアなどに興味があるので、こういう本を通して「家」について子供と会話出来るものいいなと思いました。

たちもとみちこさんの、色彩感覚抜群で個性的な絵もおしゃれ!とぼけたスーモの表情も、クスッと笑いを誘います。

読み継がれて行く名作絵本ではないけれど、それなりに楽しむ事はできました。一度手に取ってみても損ではないですよ♪
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 見覚えある光景。  投稿日:2010/11/05
おやすみアルフォンス!
おやすみアルフォンス! 作・絵: グニッラ・ベリィストロム
訳: 山内 清子

出版社: 偕成社
4歳のアルフォンスは寝る時間。でも、まだ眠くないアルフォンスは、パパにかまってほしくて、パパを呼びます。

おはなしのほん よんで!
はを みがくの わすれちゃった!
のどが かわいちゃった!
ジュース こぼしちゃた。ベッドがぬれたよ。
おしっこ!
とだなに ライオンが かくれているよ!
ぬいぐるみのくまを もってきて!

パパは優しく、一つ一つ一つの要求に応えてくれます(うちでは、ここまで気長につき合えません!)。でもそのうちパパはアルフォンスの部屋へ戻ってこなくなりました。見に行ってみたら…。

私は実は、アルフォンスシリーズの挿絵のタッチが苦手。個性的で愛嬌のあるキャラなんですけどね…。でも、ストーリーは魅力的で、スウェーデンの子供たちに長いこと愛される理由がわかる気がします。お話の中に、日常の見覚えのあるやりとりが散りばめられて、親子共々「わかる〜」と笑ってしまいます。

日本ではあまりメジャーではありませんが、繰り返し何度も楽しめる絵本だと思います。ぜひ読んでみてください。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う 小さな声で読むおはなし  投稿日:2010/11/04
しずかなおはなし
しずかなおはなし 作: サムイル・マルシャーク
絵: ウラジミル・レーベデフ
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
はりねずみの一家は真夜中に散歩にでかけ、二匹のおおかみに襲われそうになり、体をまるめて身を守ります…。

寒い夜、あたたかい布団の中で親子で寄り添いながら読みたい、そんな絵本です。挿絵が美しく、キンと冷たい空気感、耳を澄ますと静寂の森に息づく生き物たちの、小さな生活音が本当に感じられそうに思いました。

もう少し浸っていたいのに、わりとあっさりと終わってしまうのがちょっと残念な気持ちです。
参考になりました。 1人

ふつうだと思う 優しい気持ちになれる本  投稿日:2010/11/04
こうえんどおりのようふくやさん
こうえんどおりのようふくやさん 作: 堀 直子
絵: 神山ますみ

出版社: 小峰書店
近くにデパートが開店したせいで、ほとんどお客の来ない洋服屋さんに、ある日不思議な女の子が来て、お兄ちゃんのコートを注文します。女の子の言う通りの型紙を取って作りますが、出来上がったコートを受け取った女の子の正体は?最後にはお客さんも増えた洋服屋さん。心温まる物語です。

洋服に興味を示しはじめた娘に図書館で借りました。でも、3ちょっと早すぎたようで、内容をいまいち理解できていないようです。小学校低学年ぐらいが対象の本でしょうか。
洋服屋のコウさんの、すごいお人好しぶりに、大人の私はびっくりしながら読みました。でも、コウさんのような優しい気持ちを見習いたいと思います。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う 奥が深い  投稿日:2010/11/03
かいじゅうたちのいるところ
かいじゅうたちのいるところ 作: モーリス・センダック
訳: じんぐう てるお

出版社: 冨山房
とても有名な絵本で、映画化もされたようですね。
知人にすすめられ、夫も子供の頃お気に入りだったとのことで、手に取ってみました。

マックスはおおかみのぬいぐるみを着てイタズラ放題。怒ったお母さんに夕飯抜きで寝室に放り込まれます。そこからマックスの想像の世界(?)に突入。船で長旅にでかけ、かいじゅうたちのいるところで王様になります。かいじゅうたちと歌い踊り、得意になってひとしきり楽しんだら寂しくなって、船で長旅をして帰り着いたところは、いつもの寝室。まだあたたかい夕飯が置いてあった…というストーリーです。

文章は短く簡潔。でもその裏に多くが語られている気がします。
子供の有り余るエネルギー、好奇心、冒険心、心に溜まっているものを思う存分発散して、やっぱり最後に戻ってくるのはいつもの場所。安心感、お母さんのぬくもり。読後感がとてもいいです。挿絵もトーンが暗めですが、不思議な魅力を持っています。

娘には、まだ早くてわからなかったかな…。
反応は薄くて、お気に入りの本とまではならなかったようです。
またしばらくしてからぜひ読み聞かせたいです。
参考になりました。 3人

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