箱のなかにはいっているのは?!
- かわいい
- 盛り上がる
乗り物好きの子ども達の興味も、時期や年齢によって変化やブームがあるようです。電車、自動車・・・ときて「働くくるま」にはまっていく子も多いのではないでしょうか。
道の片隅や工事現場でひっそりと、または大きな音を出しながら作業に没頭する車達。どうしてそんなに人気があるのでしょう。「理屈なんてない!」と言ってしまえばそれまでだけれど、今回本を集めるにあたって、実際道すがら眺めてみたり、お話を読んでいると何となく惹かれる理由が分かる気がしてきます。かっこ良くて力強い姿と共に、さりげなく「働く」「仕組み」「役割」など色々な要素が加わってくるのですね。それから大きなビルや道路が車数台で要領良く出来上がっていく様を改めて見せられると、大人でも爽快な気分になってきます。この頼りがいのある姿が憧れの気持ちとしてお父さんの姿とかぶるのかもしれませんね。
小さい子向け絵本と侮るなかれ、車の名称や仕組みなど詳しく分かり易く描かれていてかなりの「車好き」の子もうなるはず。だからといって難しい訳ではありません。まだ理解できてないだろうなぁ・・・と思って見せているといつのまにか名前をすらすら言っているのが子どもの面白いところなのです。【2歳〜】
「働く車」の絵本として定番の1冊。じぷたは小さくても働き者の消防車。でも、はしご車や救急車などに比べると地味で馬鹿にされて悲しい思いをしていました。でもある日・・・。ただ車が描かれているだけではなく「働く姿」を通してイメージが広がっていく所が人気の秘密かもしれませんね。【3歳〜】
「働く車」の中でも人気のあるクレーン車が主人公。工事現場で活躍したり、遠い国からの荷物や動物園のゾウを運んだり。大きくて迫力あるクレーン車のいる風景がとても味のある雰囲気になっていて愛着がわいてきてしまうのは「黄金コンビ」のお二人の作者の力でしょうね。【2歳〜】
3ばんくんというのは駅前の3番乗り場から出る病院ゆきのバスくんのこと。そんな彼は病院通いに文句を言い、観光バスに憧れたりしています。でもある日の事故をきっかけに病院の重要性を知り・・・。いつも沢山並んでいるバスくんの心の声を聞いてみよう、なんて考えるだけでちょっと視点が変わりそうですよね。【3歳〜】
北国のおじいちゃんおばあちゃんは、自分達で作ったりんごを街に住む孫に届ける為に宅配便に依頼します。荷物を預かった宅配車がその荷物を一旦倉庫に集められ、何度も仕分けられて、夜通し運ばれて、宅配便として玄関に届く。その一部始終が細かく分かり易く描かれて、大人も興味を惹かれる内容になっています。【3歳〜】
働く車の仕事がよくわかる、上に下に横に開くしかけ絵本。「バルンくん」で人気の作者の描く車両はとっても正確で精密なのに雰囲気がありますね。この絵本では更に迫力も加わって大人気の1冊です。【2歳〜】
マイク・マリガンが持っているはスチーム・ショベル。蒸気で動くとっても大きなショベルカーです。手入れがとっても行き届いているので古くなんてなりません。少し長いお話でも働きものの二人の行く末を追ってぐいぐい引き込まれていきます。【4歳〜】
「働く車」のおやすみ絵本、そんなのってあるの?日が沈む頃、働いていた車たちは仕事を終え、思い思いに“おやすみ”の支度を始めます…。力強さと愛嬌を併せ持ち、その上「おやすみ」へと誘ってくれるこんな絵本。絶対欲しくなっちゃいますよね。【3歳〜】
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