「小さな小さなこびと達が働く車を駆使して作ったものは・・・。」 子ども達を喜ばせ、大人達を驚かせた前作『おたすけこびと』の登場からはや二年。待望の新作の登場です。 今度の舞台はクリスマスの前の夜。小人たちに依頼した人は誰なのでしょう?そして引き受けた仕事とは? 相変わらず、その設定を想像しただけでワクワクしてしまうのが「おたすけこびと」シリーズ。まずは「働く車好き」の子は喜びます、と断言しておきましょう。今回も小人と車は大活躍していますよ。 前作と大きく違うのは舞台が夜だということ。そしてテーブルの上の世界を飛び出して外の世界に行くのです。ハラハラドキドキしながらも見事な手順で仕事をこなしていくこびと達。とても夢がある物語に魅了されながらも、実はこびと達のそういう仕事ぶりを見ているのは子ども達だって好きなのでしょうね。 コヨセ・ジュンジさんの渾身の絵もみどころ満載です。小さな遊びもたくさんかくれていますが、発見は子ども達におまかせしましょう。新たなクリスマス絵本の定番として大歓迎の一冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
クリスマスの夜。大切な仕事をたのまれたこびとたちのチームは、働く車の列をつくって、夜の町をはしっていきます。 どこへ行くのかな、そしてたのんだのは、だあれ…? 大人気絵本『おたすけこびと』の待望の第二弾! 画面のすみずみまで楽しめる、わくわくするクリスマス絵本です。
なるほどなぁ〜と思いました☆
確かに、人口が増え、煙突のない住宅や集合住宅も増えた現代、サンタさんひとりでは、とてもとても対応しきれないのが、実情ですよね。
そこで、登場!おたすけこびと!!
とはいえ、こびと達には、ひとつのプレゼントを届けるだけでも、大仕事。クレーン車にショベルカー。そこは、まるで工事現場。これは、車好きにはたまらない☆特別車好きではないうちの娘も、このシリーズは大好きです。
“うちには、えんとつがないのにどうして??”と思っていたチビッコ達も、これなら納得。
サンタ伝説。時代によって形を変えながらも、夢を繋いでいって欲しいなって思いました。 (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子5歳)
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