箱のなかにはいっているのは?!
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まだあまり多くは出版されてはいない「メキシコの神話や民話を扱った絵本」。その中でも、民話やメキシコの生活や風習が伝わってくるような絵本をピックアップしてみました。
むかしむかしのこと、自分が小さくていつもいじめられているウサギが「大きな体にしてください」と神様に願ったのでしたが……。メキシコで絵を描きつづけた北川民次による、素朴で骨太な味わいの一級の昔話絵本。
もうすぐクリスマス。幼稚園に通う小さな女の子セシは、初めてポサダのお祭りをしてもらえることに大はしゃぎ。メキシコではクリスマスの前の9日間、毎晩どこかの家でポサダのパーティが開かれます。
海水浴に行った少年が波を連れて帰った!? 波と一緒の生活は刺激的でとても楽しくて…でも、やがて波は荒れ狂い、みんなを手こずらせるのです。ノーベル文学賞を受賞したメキシコの作家の幻想的な短編を絵本化。
メキシコのグアダラハラ地方に伝わる民話より。民話に登場する悪魔は少し間が抜けているようで、ここに出てくる悪魔も、簡単にファンに捕まえられてしまいます。悪魔を自由にする代わりに、ファンが出した条件とは?
メキシコに伝わるクリスマスの奇跡のお話。メキシコのクリスマスといえば、ポサダを祝う子どもたちの歌声、色とりどりのピニャータ、マリアッチのメロディー、それに真っ赤なポインセチア。ポインセチアは真心のしるしなのです。
昔々、メキシコの海辺にあった二つの国、ウワベ国とチョンタル国は百年もの間戦いを続けていた。そして、調停のため両国の娘を花嫁として交換することにしたのですが……。メキシコの先住民族に伝わる神話より。
あたしは、エレーナ。とうさんはガラス職人。あたしもガラス職人になりたい! だけど、女の子のガラス職人なんてきいたことがないからだめだって父さんは言う。でも、あきらめきれないあたしは……。メキシコの太陽のように、おおらかで明るいエレーナ。その夢をファンタジックに美しい色彩で描き出します。
古代メキシコとスペインの食が500年かかって融合した現代メキシコ食。トウモロコシと豆と唐辛子を基本に据えた食事と暮らし。メキシコの日常的な食事をわかりやすく解説してくれます。
メキシコでは多くの人たちが、亡くなった人のたましいをちょうちょがはこんでくると信じているのだそう。不思議なちょうちょの生態を通じて、おばあちゃんとの強いつながりを感じていく少女の物語。
「世界のともだち」シリーズの中の、メキシコのともだち編。リセットは、住人の多くが織物の仕事をしているオアハカ州の小さな町に住んでいます。なんでも手作りするのが好きな小学生です。
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