テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
- ためしよみ
絵本紹介
2024.04.22
もうすぐゴールデンウィーク! 今年は最長で10連休、レジャーに旅行、帰省、どんな予定を組もうかとあれこれ考えるのは楽しいひとときですよね。一方で必ず頭をよぎるのが交通渋滞やラッシュ。できることなら避けて通りたい、出発時間や迂回ルートを工夫しなくちゃ……。そんな大人の心配をよそに、乗り物移動さえ楽しめちゃうのが子どもたち!
今回は、ゴールデンウィークを盛り上げてくれるバラエティ豊かな乗り物絵本が大集合。
乗り物大好きなお子さんには、飛行機が飛び立つまでの空港や人々の様子が臨場感たっぷりに描かれた絵本を! 全国各地で活躍する特急電車が迫力たっぷりの写真絵本、本物みたいなハンドル操作で運転ごっこを楽しめるしかけ絵本もおすすめです。ねこの電車やカルガモ親子の遊覧船など一風変わった乗り物が主役のおはなしや、まちがい探し、日本地図絵本など、小さな子から小学生、大人まで幅広く長く楽しめる絵本が揃いました。
今年はどんな乗り物に乗るのかな?出発を待つ時間も乗り物に揺られる時間も、子どもたちは空想や発見がいっぱい。絵本を楽しい旅のお供にしてくださいね。
みどころ
ブンブン、赤いくるまがはしっているよ。あれれ、でも一台だけちょっと大きくて、はしごやぐるぐるホースがついているみたい。
「ちがうのど〜れだ?」
ウーカンカンカン、火事のげんばにかけつけるくるま。なにかわかったかな。
ブンブン、つぎにはしっているのは、緑のくるま。でもやっぱり一台だけちがうみたい。窓がたくさんついていて、大きなドアがふたつもある。さらに白いくるま、青いトラック、黄色のブルドーザーも登場するよ。
「ちがうのど〜れだ?」
好きなくるまをよーく観察しながら、ちがうくるまを見つけてね!
遊びながら楽しめる絵本が大人気、しみずだいすけさんが手がけられた「のりもの絵本」。明快でカラフルなイラストで描かれたくるまが沢山登場するだけでもワクワクするけれど、数をかぞえてみたり、まちがいさがしができたり、好きなくるまを選んだり、集中して絵本の世界に入りこめる要素がつまっています。小さな子でも、無理なく達成感を得られるわかりやすさも大事なポイントですよね。
消防車、バス、救急車、ごみ収集車、ショベルカー……、何度もくりかえし読んでいるうちに、好きなくるまが変わっていったり、はたらくくるまの役割を理解できるようになっていったり。長く読めば読むほど、子どもたちの成長を感じられる一冊にもなってくれるはず。
この書籍を作った人
1976年大阪府生まれ。神戸大学卒業。株式会社京田クリエーション勤務。デザイナー兼イラストレーター。主な仕事としてキャラクターデザインおよび、絵本・児童書の企画制作などを手掛ける。主な作品に『あかまる どれかな?』(ポプラ社)、『るるぶ 都道府県いちばんかるた』(JTBパブリッシング)、『どうぶつだあれ?』(永岡書店)、『ねんどくん どんな おと?』(講談社)などがある。
出版社からの内容紹介
自由気ままなねこの電車、出発進行!
でんにゃはねこの電車。がたんごとん、にゃにゃんにゃにゃん。魚屋さんでごはんを食べたり、屋根の上で昼寝したり、ねずみを追いかけたりと、寄り道ばかり。なかなか目的地に到着しません。『おにゃけ』のコンビによる、かわいいユーモアえほん。
この書籍を作った人
埼玉県出身。絵本や紙芝居のおはなしのほかに、 脚本なども執筆している。絵本作品に「いちにちパンダ」 「よるだけパンダ」「カピバラせんせいのバスえんそく」(以上小学館)、 「おにゃけ」「でんにゃ」「虫にんじゃ」(以上パイインターナショナル)、 「フンころがさず」(角川書店)など。
この書籍を作った人
1973年、高知県生まれ。奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコース卒業。2002年より広告全般、出版物など、イラストレーターとして高知県で活動中。2009年、第10回ノート展準大賞を受賞。2016年『めがねこ』(手紙社)で絵本デビュー。2児の母。おいしいものが大好き。
みどころ
ABCityはたべものでできた街。引っ越しすることになった男の子と女の子が、りんご鉄道に乗って、ABCityの玄関口「Apple駅」に到着。さあ探検の始まりです!
「Bananaスキー場」は、雪がなくても一年中すべることができるバナナでできたスキー場。バナナスノボも人気です。スキーもスノボもバナナの皮でできているんだって!さっそく滑ってみましょう。
次に甘い匂いにつられてやってきたのは「Cakeデパート」。化粧品も、服も、家具も、おもちゃも、みんなケーキでできています。夢のようなデパートに、テンション急上昇! デパート内をぐるぐる探索したくなりますね。
食べ物で作られた空想都市を、AからZまで、アルファベット順に探検していくおはなし。「次のアルファベットはどんな食べ物だろう?」「どんな建物かな?」とワクワクしながらページをめくり続ければ、時間を忘れてしまいまいそう。細かく描きこまれたイラストには、たくさんのお楽しみが散りばめられています。きっと読むたびに新しい発見がありますよ。
作者は現役美大生であり、絵本作家、イラストレーターとしても活躍中のこたさん。著書『わくわく科学ずかん 古生代水族館』(大泉書店)ほか、空想の都市や海の生き物のイラストを多く手がける、大注目の画家さんです。本作は制作期間2年! なんと100ページ越えの超大作です。子どもも大人も夢中になること間違いなし。世界で一番おいしそうな街を、ぜひ皆さんも堪能してくださいね。
出版社からの内容紹介
tupera tupera 初の、ドローイング+コラージュ絵本!
海からあがったタコさんが、トコトコむかった先はどこ?
チリリン自転車、車でブウ〜ン、ビューンとひこうき、そして次は?
次々登場するのりものに、ワクワク感も加速します。
タコさんトコトコどこいくの?
ああ、どこへ行くのか気になってたまらない!
なんとも鮮やか洒落た色。
とぼけた味付けはユーモラス。
すっきりことばはリズミカル。
この書籍を作った人
亀山達矢(1976年三重県生まれ)と中川敦子(1978年京都府生まれ)によるユニット。 絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、舞台美術、空間デザイン、アートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。著書に「かおノート」(コクヨ)「やさいさん」(学研教育出版)「いろいろバス」(大日本図書)「うんこしりとり」(白泉社)など多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。絵本「しろくまのパンツ」(ブロンズ新社)で第18回日本絵本賞読者賞、Prix Du Livre Jeunesse Marseille 2014 (マルセイユ 子どもの本大賞 2014 )グランプリ、「パンダ銭湯」(絵本館)で第3回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ、第24回けんぶち絵本の里大賞 大賞、「わくせいキャベジ動物図鑑」(アリス館)で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年にやなせたかしさんの遺志を継いで創設された、第1回やなせたかし文化賞の大賞を受賞。武蔵野美術大学油絵学科版画専攻 客員教授、大阪樟蔭女子大学 客員教授。
みどころ
ようこそ、かめのいけのりばへ!
もうすぐ ゆうらんせんが しゅっぱつします。
『つばめこうくう』『ぽっぽこうくう』に続くシリーズ第3弾。空の旅に続く今作は、遊覧船での水上の旅!
友達の家に遊びに行くカエル親子が、池の乗り場で待っていると、やってきたのはカモの親子。
「これより ごじょうせんを かいしいたします。
こそだてちゅうのため、コガモたちも ごいっしょさせていただきます。どうぞよろしく!」
カエルや虫、小さなお客たちがカモの背中にある客席に乗り込むと、船はコガモたちと一緒にゆっくりと川をくだりはじめ、楽しい遊覧船の旅のスタートです。
船の中ではゆっくりと流れる景色を眺めながら食事もできます。
カエルパパは大好きなワインを片手にいい笑顔!
優雅な旅に、ページをめくる手もうっとり。
文章を声に出して読むとのんびりと旅行気分が高まります。
船から見える美しい川沿いの風景は、茶筒のビルに、プランターの花壇の映画館、割り箸の橋(わり橋)などなど、建物や看板の文字まで、ワクワクしたりクスッと笑えるみどころがいっぱい。
遊覧船の船内やすれ違う別の船、小さな生き物たち。隅々まで細かく描き込まれた絵は、じっくり眺めても見飽きることがありません。
今回は、遊覧船のカルガモがコガモ連れという設定なのもたまらないポイント。
旅の途中のコガモたちの様子も観察してみてくださいね。
カエル親子は、目的地に着くまでに、どんな旅の思い出ができるでしょうか。
旅の楽しさが詰まったシリーズ。ぜひ他の作品もあわせて手に取ってみてください。
この書籍を作った人
1985年東京生まれ。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業。絵本ワークショップ「あとさき塾」出身。作品に『つばめこうくう』、『ぽっぽこうくう』、『かるがもゆうらんせん』(すべて佼成出版社)、『しんごうきょうだいのにちようび』(絵本塾出版)、『のりかえでんしゃ』『おでかけくるま』(ともに学研)がある。
みどころ
ぼくらを遠くに運んでくれる、イチバン早いのりもの、飛行機! 荷物はそろった? チケットは忘れてない? さあ、いざ空港へ!
バスや電車で空港に向かい、待合室でちょっとひと息。そのころ飛行機は、広い滑走路で荷物を積み込み、安全なフライトのために隅々まで点検。
それから、お客さんはいよいよ飛行機に乗り込んで──
大空に飛び立つまでのあいだに、いったいどんなことがぼくらを、そして飛行機を待っているのか? お客さんたちが空港に集まるところからはじまり、やがて彼らが大空に向けて飛び立つまでを、ていねいに描いた絵本です。
にぎやかな待合室の風景。飛行機の間取りや構造。コックピットから見た滑走路の景色。空港を一望し、パイロットに指示を出す管制塔の様子まで。シンプルな、色のはっきりとしたイラストで、ちいさなお子さんからもたのしめる作品です。
「ひこうきは かっそうろを まっすぐに はしりだす
どんどん ぐんぐん はやくなる。」
「あっ、とんだ!」
真っ青な大空に向かってちいさくなっていく飛行機。どこへいくのか想像していたら、なんだか遠くに、おでかけ気分!
この書籍を作った人
1930年、アメリカ、ロード・アイランド生まれ。ロサンジェルスの美術学校で学ぶ。テレビ局のデザイナーとして活躍し、1970年より絵本を描き始める。主な作品に、「バートンの のりものえほん」シリーズ(金の星社)、『ヘスターとまじょ』(小峰書店)、『きょうりゅう きょうりゅう』(徳間書店)などがある。
この書籍を作った人
1958年生まれ。東京藝術大学卒業。子どもの本を中心に翻訳家として活躍するとともに作家・画家として絵本や童話作品を数多く手がけている。『どうぶつがすき』(あすなろ書房)で日本絵本賞翻訳絵本賞、『天使のかいかた』(理論社)で日本絵本賞読者賞、『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(偕成社)で野間児童文芸賞を受賞。翻訳作品に『ふしぎをのせたアリエル号』(徳間書店)『ちいさなあなたへ』(主婦の友社)『せかいでいちばんつよい国』(光村教育図書)など、絵本や童話に『のはらひめ』(徳間書店)『めいちゃんの500円玉』『ハンカチともだち』(ともにアリス館)『すてきなひとりぼっち』(のら書店)「おたすけこびと」シリーズ(徳間書店)「プリンちゃん」シリーズ(理論社)「まほろ姫」シリーズ(偕成社)など。そのほかに『おえかきウォッチング 子どもの絵を10倍たのしむ方法』(理論社)、カモを育てた体験をもとにした『カモのきょうだい クリとゴマ』(アリス館)がある。
出版社からの内容紹介
北から南まで、日本全国の特急列車が大集合! 前から読めば最新車両、後ろから読めば全国の特急車両が丸わかりです。
みどころ
ゆうくんがおかあさんと一緒にホームで電車を待っていると、通過電車が通り過ぎていきました。快速や特急の電車かなと思ったら、なんと乗っているお客さんがみーんな「鳥」!
ところが。ゆうくんが「へんだったよね?」と聞いても、おかあさんは電車を見ていなかったので「??」。
この後も、ゆうくんは「へん」な電車を目撃しますが、おかあさんは見逃しっぱなし。そんなおかあさんがちょっぴりもどかしい反面、自分だけが知っている秘密のことに、ゆうくんはなんだかワクワクしてきました。そうして何本かの電車が通った後、やっとゆうくんとおかあさんも電車に乗って出発しました。ところが、その先にはアッと驚く光景が……!
電車に乗る前の時間、大人は結構忙しいもの。行く先を調べたり、忘れ物がないかカバンの中を確認してみたり。もしかしたら、その間に子どもたちのしか見えていない世界が広がっていたとしたら? 夢が広がりますよね。
カバーの裏が「へん」な電車のポスターになっているので、読み終わった後はぜひ飾ってみてくださいね。
この書籍を作った人
東京都生まれ。パレットクラブスクール卒業。第三回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞。『なんのぎょうれつ?』で2011-2012フランス・ノールイゼールこどもが選ぶ文学賞(幼児の部)/2014スウェーデンピーターパン賞受賞。ほか作品に『なんのじゅうたい?』『こんできました』『すやんこすやんこおやすみなさい』など。
出版社からの内容紹介
「かこさとし◆しゃかいの本」シリーズ、復刊第3弾!
夏休みにピッタリ! 鉄道好きにおススメの一冊です。
2017年に『だるまちゃん』50周年を迎えた、かこさとし。
そのかこ先生が、今から30年あまり前に描いた「かこさとし◆しゃかいの本」シリーズの1冊。昨年には同シリーズの『こどものとうひょう おとなのせんきょ』が大きな話題となりました。
今回復刊するのは、速い新幹線のいいところと、ゆっくりペースのローカル線のいいところを楽しく描いた絵本です。
お母さんと一緒に岩手のおじいちゃんの家に行くことになった、てっちゃん。
てっちゃんは新幹線(しんかんせん)に乗り込みます。速い新幹線を走らせるために働く人々や、乗客のために働くたくさんの人々、またお母さん・お父さんの世代には懐かしい食堂車も登場!
岩手の駅に着いて、今度はお迎えのおじいちゃんと一緒にローカル線(どんかんせん)に乗り換えです。
都市から都市へと走る、しんかんせん。都市と遠く離れた住まいを結ぶ、どんかんせん。どちらも大切な役割をもっていることが、良くわかる一冊です。
遠く離れた地方に住む人びとの生活と、都市を結ぶキズナとなっていた支線は、経済的に赤字だからとして、廃止されようとしています。
恐ろしいことは育児や教育の場でも新幹線が讃えられ、鈍カン線は見すてられているという事です。
かこさとし
この書籍を作った人
加古里子1926(大正15)年福井県武生町(現・越前市)生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年から出版活動にかかわり、1973年に勤務先を退社後、作家活動とともに、テレビニュースキャスター、東京大学、横浜国立大学などで児童文化、行動論の講師をつとめた。また、パキスタン、ラオス、ベトナム、オマーン、中国などで識字活動、障がい児教育、科学教育の実践指導などを行い、アメリカ、カナダ、台湾の現地補習校、幼稚園、日本人会で幼児教育、児童指導について講演実践を行った。『だるまちゃんとてんぐちゃん』『かわ』(福音館書店)、『からすのパンやさん』(偕成社)、『富士山大ばくはつ』(小峰書店)など、500冊以上の児童書の他、『伝承遊び考』(全4巻・小峰書店)など著書多数。土木学会著作賞、日本科学読物賞、児童福祉文化特別賞、菊池寛賞、日本化学会特別功労賞、神奈川文化賞、川崎市文化賞、日本児童文学学会特別賞、日本保育学会文献賞、越前市文化功労賞、東燃ゼネラル児童文化賞などを受賞。
出版社からの内容紹介
ハンドルを立たせて運転ができる!
イラスト部分も立たせることができるので、臨場感たっぷりな運転ごっこが楽しめます!
ハンドルは左右に動かすと、実際にウインカーがピカピカ光ります。
また、7種類の車モードから好きな車を選べ、パトロールカーやバス、レーシングカーなど、その車に合ったアクセル音、ブレーキ音、クラクション音に変わります。
幅広い年齢層に楽しんでもらえるように、2種類のゲームから自分のレベルにあったゲームを選んで遊べます。
端午の節句・お祝い・こどもの日のプレゼントにおすすめの絵本です。
【メロディ:2曲収録】
・くるまにゆられて(ラ・クカラチャ)
・The Wheels On The Bus
【端午の節句・お祝い・こどもの日ギフト】
この書籍を作った人
大阪府堺市生まれ。魚座。大阪芸術大学デザイン学科卒業。(株)京田クリエーション入社。2001年、2003年、2006年、2011年ボローニャ国際絵本原画展入選。明治「マーブル チョコレート」キャラクターの「マーブルわんちゃん」、兵庫県西宮市観光キャラクター「みやたん」など、多くのキャラクターデザインを手がけるとともに、イラストレーターとしても活躍している。その他の主な作品に、『怪談レストラン』シリーズ(童心社)の装丁・挿し絵、『おはなし・くろくま』シリーズ『わくわく・くろくま』シリーズ(ともにくもん出版)、エッセイ集『キャラクターデザインの仕事』(大日本図書)『うごくくるまえほん 』(ミキハウス)など。見た人を元気にする作品づくりがモットー。
出版社からの内容紹介
1991年の出版以来、多くの子どもたちはもちろん、教育機関からも支持される信頼のロングセラーです。
なにより特徴的なのは、このわかりやすさ。都道府県が色で塗り分けられたブロックで表現されていて、パッと見ただけで形を的確にとらえることができます。配色もとっても鮮やか。可愛らしいイラストとあいまって、とにかく見ていて楽しい!紹介する内容もとても整理されているから、読みやすく理解しやすい!
地図だけでなく【山の高さ比べ】【川の長さ比べ】【湖の深さと広さ比べ】【鉄道】【新幹線】【高速道路】【日本に暮らす動物】など、子どもたちの好奇心に応えるページも充実しています。
「こんなに楽しくてわかりやすい絵本が、私の子どもの頃にも欲しかった。」そんなお母さんからの声も、数多く寄せられています。
また、子どもたちと同じ目線で語りかける文章も、この絵本の大きな特徴です。日本各地の素晴らしさを伝えるのはもちろん、環境のことなど考えるべき問題まで、まっすぐに伝わってきます。
(※情報は都度更新しています)
この書籍を作った人
(戸田幸四郎 1931年−2011年)山形県尾花沢市生まれ。都市計画から店舗デザイン、グラフィックまであらゆるデザインを仕事とする。51歳の時、デザイナーから絵本作家に転向。80歳で亡くなるまで42作品を発表。そのどれもがロングセラーとなる。絵はもちろん、ひらがなまで全てをデザインした『あいうえおえほん』は累計100万部を超え、日本の知育絵本の草分けと評されている。他にも宮沢賢治・太宰治などの文に重厚な絵を描いた名作絵本集や環境をテーマにした創作絵本集など出版。静岡県熱海市には自身が建築デザインから手がけた戸田幸四郎絵本美術館がある。
みどころ
元祖トーマス?日本で長く愛されている絵本「きかんしゃやえもん」。古くなってくず鉄にされてしまう運命だったやえもん、交通博物館に展示されることになりました。世代を超えて今でも交通博物館で人気者です。このちょっと古くて懐かしい雰囲気も魅力的です。
文:竹原雅子 編集:木村春子