人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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絵本紹介
2024.08.15
やらなくちゃと思うと気が乗らないし、「やりなさい」と言われるとますますやる気は失せちゃうし。気がつけば8月も半ば、積み上がった夏休みの宿題に後悔と焦りを感じ始めている子もいるのでは?特に時間がかかる自由研究は、つい後回しにしてしまいがちですよね。
実験?工作?調べ物?そもそもテーマは何にしよう…… まだ何をするか決まっていなくても手に取るだけで自由研究が進んじゃう、救世主のような本をピックアップしました! ゴムや磁石など身近な素材で作れるおもちゃ工作、水の生きものの姿をしたおしゃれな紙飛行機を作れるペーパークラフト。「生きた化石」カブトガニを育てるキットは、乾燥卵から生まれて育つ姿がなんとも不思議で水槽に張り付いて眺めてしまいます。イチオシは忍者! 忍者のヒミツに迫る絵本図鑑は、修行のしかたも紹介されているので挑戦してみるのも……?
本を開いて、読んだり作ったり遊んだりしているうちに、自由研究が完成しちゃった?!そんな夢のようなお役立ちBOOK。もちろん、自由研究のためじゃなくてもたっぷり楽しめますから、ぜひこの夏休みのおともに!
みどころ
忍者になることを夢見るじんた君。
そんなじんた君の前に、ちょっぴりドジでお調子者のにんじんじゃが登場!
そもそも忍者ってなあに? という基本を学びましょう。
忍者とは、とのさまの秘密の家来なんです。
正体がばれないようにとのさまをまもるのがその任務。
時にはとのさまのために敵と戦うこともー―!
そのためには、修業が欠かせないのです。
たとえば歩き方もたくさんあるんですよ。
音を出さないように歩く、遠くまで歩く、人に見つからないように、せまいところに隠れながら歩く……など、忍者に必要な歩き方をにんじんじゃがやって見せてくれます。
具体的にどうやるのか、どういうことに気をつけるのかも書いてあるから、読んでいるうちに自分でもやってみたくなってきます。
手裏剣、鎖つきの鎌、まきびしなど、武器の使い方の解説は、ドキドキします。
初めて見たよ!という、昔の武器もあるのではないでしょうか。
手裏剣もいろんな形のものがあって、大人も発見がありおもしろいのです。
忍者といえば、忍術。
分身の術、火や水、土などを使って敵から逃げたり隠れたりする術も紹介します。
そんなことできるの!?と、とっても難しそうだけど、とにかく修業あるのみ。
道具を使いこなしたり、時には戦わないということを決めるのが大事だったり、にんじんじゃが教えてくれることは盛りだくさん。
忍者って臨機応変でなくてはならないし、たくさんの知識も必要なのですね。
カッコよくお手本を見せてくれるにんじんじゃですが、手裏剣はあんまり飛ばないし、石を割った!と思ったら何とこんにゃくだし、じんた君にもつっこまれまくり。修業中のふたりのやりとりがおかしくて、笑ってしまいます。
この本を読むと、実際に修業したくなってしまうかも!
親子で忍者修業に挑戦してみるのも、この絵本をきっかけに忍者のことを調べてみるのも、おもしろいかもしれません。
この書籍を作った人
東京生まれ。東京デザイン専門学校イラストレーション科卒業。卒業後、デザイン事務所にイラストレーター兼グラフィック・デザイナーとして勤務。その後独立、フリーのイラストレーターとして活動する。子ども向けの雑誌や書籍、大人向けの実用書まで幅広く活躍するかたわら、平行して絵本作家としての活動もはじめる。著書に『まいにちのとけいのえほん』(すずき出版)、『ぽんぽこおうた』【コスミック出版)、『にん・にん・じんのにんじんじゃ』(大日本図書)など。
出版社からの内容紹介
身近な材料でうごくしくみを学びながら、おもちゃが手作りできる工作ブック。物をたばねたりとじたりするときに使うゴムと、ゴムではばたくドラゴンや、紙ばねでボールを投げるゲーム、吹いた息で飛ばすやり投げや水の流れで進む船、磁石ですべるフィギュアスケートやころころ転がして遊ぶビー玉コースターなど、48種類のうごくおもちゃの作り方をイラスト解説。作品のいくつかは型紙がダウンロードできるQR コード付き。
出版社からの内容紹介
親子で作って学んで楽しめる、15種類のかわいい紙飛行機
イルカ・サメ・カエル・ペンギンなど、水族館で人気のいきものたちが紙飛行機になって空を飛ぶ! いきものの生態や空飛ぶ仕組みを学びながら、楽しく工作ができるペーパークラフトブックです。作り方や飛ばし方はイラストつきでわかりやすく解説。部品はミシン目つきで簡単に切りはがせます。
出版社からの内容紹介
『学研の科学』第6弾! ―世界とつながるほんもの体験キット―
『学研の科学』は、キットの「古代生物カブトエビの世界」、生物の実験などを紹介した本誌、学研まんが「ひみつシリーズ」に加えて、オンラインコミュニティ「あそぶんだ研究所」がセットになってほんものの科学体験をお届けします。
【商品の特徴】
●『学研の科学』初の生物キット。「生きた化石」が卵から育てられる!
カブトエビは、2億年以上前からほぼ姿を変えずに生きている甲殻類です。日本では田んぼにくらし、雑草を食べてくれることから「草取り虫」と呼ばれています。付属のカブトエビの乾燥卵を水に入れると2〜3日でふ化し、約3週間でおとな(成体)になります。「生きた化石」とも呼ばれる貴重な生物の一生を観察することで、生命のふしぎをまるごと体験できます。
※ふ化に最適な水温は20℃前後であるため、夏以外の比較的涼しい時期でも飼育できます。寿命は約1か月。うまく育てると産卵し、累代飼育ができます。
【キット内容】
カブトエビの卵(2回セットできる数)、専用の水そう、えさ(藻)、水草(クレソン)の、飼育に必要な3点セット。ふ化器(標本ケース兼用)のほかに、観察用ルーペ、ピンセット、スポイトなどの便利な飼育道具も付属。
●工夫する力と考える力を育む「本誌」
本誌では、なぞに満ちたカブトエビの生態のひみつに迫ります。形態の特徴や、成長過程をはじめ、食べ物の好みを調べる簡単な生態実験などを紹介。本誌とじ込みのミニノートに、気づいたことや実験結果などを書き込めばオリジナルの「研究ノート」が作れ、自由研究にもぴったりです。
また、同志社大学ハリス理化学研究所助教 桝太一さんの取材記事や、大人気「うえたに夫婦」による科学まんが、記事連動の動画もあるので、何度も読みたくなる内容です。漢字にはすべてふりがながついているので、お子さまが一人で読み通すことができます。
●読者と編集部のオンラインコミュニティ!「学研の科学 あそぶんだ研究所」
「学研の科学 あそぶんだ研究所」は、読者と編集部がいっしょになり、科学を楽しむ無料のオンラインコミュニティ。編集部による生配信のワークショップに参加できたり、キットの遊び方をみんなで投稿したり、ここでしかできないオンライン体験がもりだくさん。しっかり管理されているので、SNSの入門としておすすめのコミュニティサイトです。
出版社からの内容紹介
きっぷの券売機をイメージした、特製のガチャマシーンが作れる工作キットです。カット済みの段ボールで簡単に作れる本体に、プラスチック製のカプセル、作り方や作例を紹介した小冊子をセット。さらにカプセルに入れるグッズが作れる、お湯で柔らかくなる粘土も付属。完成したら、繰り返し遊べるところもポイントです。おうちでの工作遊びはもちろん、夏休みの自由研究にもピッタリです。(おすすめ:6歳〜小学生/対象年齢6歳以上)
<目次>
1.【本体を作ろう!】ガチャマシーンの本体は、駅にある券売機をイメージ。あらかじめカットしてあり、組み立ても簡単!
2.【色を塗って、仕上げよう!】きっぷの券売機風をはじめ、鉄道車両風、車掌さん風など、イメージは無限大。段ボール素材なので色塗りもしやすい!
3.【カプセルに入れる中身を作ろう!】同梱のプラスチック粘土「イロプラ」を使って、カプセルの中に入れる鉄道グッズを手作りしよう。熱いお湯を使うので、おうちの人と一緒にやってね!
◎「イロプラ」について…お湯で柔らかくなり、冷めると固まるプラスチック粘土。80°C以上のお湯に入れて温めれば何度でも柔らかくなり、形を変えられます。違う色どうしを混ぜて別の色を作ることもできます。同梱の「イロプラ」で作れるグッズは、カプセル2〜3個分が目安です。
入っているもの
●本体パーツ(カット済み段ボール・5枚)
●透明板(PET素材・1枚)
●カプセル(5個)
●お湯で柔らかくなるプラスチック粘土「イロプラ」(4色・各1本)
●作り方説明&活用ブック(B6判・カラー8P)
完成サイズ(おおよそ):高さ24×幅16×奥行13.5cm
出版社からの内容紹介
木のパーツを組み立てて、2両編成の“ソーラーでんしゃ”が作れるキットです。木製パーツに車輪やモーター、光電池などの部品一式がセットになって、太陽光で走る本格的な車両が作れます。完成した車両に色を塗れば、自分だけの電車の出来上がり。同梱の小冊子では、作り方や彩色例、走り方を調べるなどの活用のヒントをご紹介。おうちでの工作遊びはもちろん、夏休みの自由研究にもピッタリです。(おすすめ:6歳〜小学生/対象年齢6歳以上)
目次
1.【作って!】車体をイチから組み立てて、2両編成の電車を作ろう! 1両目はモーターや光電池を装着した自走できる車両、2両目は軽いものが乗せられて、1両目と連結して走る車両だよ。
2.【塗って!】出来上がった車両に好きな色を塗って、自分だけの電車を作ろう。マスキングテープやシールを使うのも簡単でおすすめ!
3.【走らせよう!】よく晴れた日に、電車を走らせよう。2両目には1円玉などの軽いものが乗せられるよ。日の当たり方や乗せるものを変えて、走り方の違いを調べてみるのも面白い!
入っているもの
●木製パーツ(カット済み)
●車軸・車輪・車輪ゴム、モーター・ギア、光電池など
●作り方説明&活用ブック(B6判・カラー8P)
完成サイズ(おおよそ):高さ6×幅5.6×全長20.3cm
出版社からの内容紹介
にしもとおさむ先生の絵で大好評の、ロングセラー『からだずかん』第2弾です。からだの様々なトラブル(SOS)の不思議と驚きいっぱいの秘密を楽しいイラストで解説します。SOS@お腹が痛い!から、SOSHくしゃみが止まらないまで、けがと病気のナゾに迫る、からだ図鑑の決定版です。また、「宇宙で虫歯になったら?」、「マラソンができるのは人間だけ?」等の、大人もうなる体にまつわるトリビアも満載です。総ルビで未就学児から楽しめます。
出版社からの内容紹介
◆算数を好きになる図鑑
好き嫌いや得意不得意が分かれがちな「算数」。
でも、「子どもには算数を好きになってほしい」と願う保護者は多いはず。
「いつのまにか親しんで、算数を好きになる」そんなコンセプトの図鑑が登場!
監修は、STEAM通信教育「WonderBox(ワンダーボックス)」や思考力育成アプリ「Think!Think!(シンクシンク)」でおなじみのワンダーファイ株式会社代表・川島慶先生です。
数や形で楽しく遊ぶための、川島先生のアイデアや知見がたっぷり詰まっています。
◆3歳から算数を楽しめる!
「数」や「形」をかわいいイラストや写真で表現。
サタケシュンスケ氏が手掛けるキャラクターが登場し、一緒に考えたりヒントをくれたりします。
小さなお子さんにも親しみやすく、楽しんで読み進められます。
◆クイズやゲームで遊ぶように算数を体験
「どちらが多い?」「まちがっているところはどこ?」などの問いかけに答えていくので、遊ぶように算数を体験できます。
小学校で算数を習う前に、「数」や「形」に楽しく触れられます。
◆からだを動かして遊ぶ要素がいっぱい
「やってみよう!」のコーナーでは、歩数で長さを測ったり、工作したり、パズルをしたりと、算数に関わるアクティビティを紹介。
からだを動かすことで、感覚的に算数の考え方を掴みます。
◆見るだけで楽しめるコラムがいっぱい
「生きものがつくる丸い形」や「天気がつくる形」、「世界の数」など、見ているだけで楽しいコラムも多数掲載。
生き物や身の回りのものから興味関心を引き出します。
◆子どもの未来を変える図鑑
楽しい、好き、という気持ちが、「学び」につながります。
「算数」が苦手になる前、苦手かもと思い始めたとき、この図鑑が役立ちます。
文/竹原雅子
編集/木村春子