絵本のなかの、おばけと遊ぼう! 新井洋行さんの新作絵本は、物語に参加できるインタラクティブ絵本です。 どういうことかというと・・・。
おばけのおうちの「ドアをノックして」みたり、 赤いところを「ポチッ!とおして」みたり、 せーので思い切り「手をたたいて」みたり、 絵本の中で言われたとおり、手や声を使って絵本に触ってみます。 それからページをめくってみると、すごい! お話が進んでいきますよ。
まだまだみんなと一緒に遊びたいっておばけたちは言ってます。 数を数えてみたり、本をくるりと回してゆらしてみたり。 ほらほら、かくれんぼしていたおばけのポポくんも、リンリンも、ルララにノリーも楽しそう! おばけのお部屋の中は真っ暗になったり、明るくなったり。 カラフルなおばけたちの見え方も変わったりして、色彩感覚も刺激されそうです。
こんな新感覚の絵本だったら、子どもたちも夢中になっちゃうはず。 お友達みんなで、大きな声を出して遊ぶのもいいですし、 ひとり、何度もおばけのおうちに遊びに行くのだってワクワクしますよね。 親子で退屈している時にぴったりのこの絵本。 ぜひためしてみてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
絵本のなかの、おばけたちと遊ぼう!おばけのおうちで「ドアをノック」「赤いところをおして!」「手をたたいてみよう」「本をくるっと回してみよう」など、手や声を使って物語に参加しながら、読み進めていくことができます。絵本の中のおばけたちと遊ぶ…そんなワクワクがいっぱいつまった新感覚の絵本です!
「〜してみて!」が続き、子供が食いつく参加型絵本。
個人的に、いかにもな参加型は少々苦手意識があるのですが、これは子供が反応してくれなくてもさほど違和感なく進めることができ、双方に負担の少ない気軽な感じが良かったです。
比較的ビビットな色が多めでありながら目が疲れることもなく、色合いも絶妙で良いと思います。 (たちばなさん 30代・ママ 女の子5歳)
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