ぼくの名前は、いやはや。どこにでもいる猫だけど、ほかの猫とちょっと違う。みんなは空を飛べるのに、ぼくだけ飛べないんだ。だけど…、「ぼくだけ ちがう」はステキなこと!
いい感じに力の抜けた絵が可愛いです。
江國香織さんの訳した絵本は、どれも好きです。
空を飛べるのが当たり前なのに、いやはやは飛べません。
みんなが出来て当たり前のことができないって、
ほんとうに悲しいし、寂しいです。
飛び箱や、鉄棒で、こんな思いをいっぱいしました。
でも、いやはやには、ほかのねこに出来ない事ができます。
新しい事に挑戦して成功した時、
目の前がすっと開けた気持ちになります。
飛ぶ練習をして、失敗した時のいやはやの
言い訳が、とてもかわいくて好きです。
高学年にクラスに持っていこうと思っています。
息子は「だいすき」と言っています。 (おるがんさん 40代・ママ 女の子13歳、男の子11歳)
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