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月夜とめがね
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月夜とめがね

  • 絵本
作: 小川 未明
絵: 高橋 和枝
出版社: あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2015年05月30日
ISBN: 9784751527191

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
20.6×24.2cm40ページ

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

月のきれいな春の夜のこと。おばあさんがいつものようにひとり、針仕事をしていると・・・。「日本のアンデルセン」と呼ばれた小川未明の、美しい夜の物語を、高橋和枝が絵本化!

月夜とめがね

ベストレビュー

静かな絵本

町も野もいたるところ緑の葉に包まれている春の夜、一人暮らしのおばあさんが針仕事をしていました。
年を取って目が悪くなったので、針のめどに糸を通すことができず、ランプの灯に糸をすかして眺めたり、糸をよったりしていました。
そんなとき、外の戸をコトコトと叩く音がしました。


おばあさんの家に訪ねてきた人たちは春の夜のようにぼんやりとしていて、現実のような気がしません。
この絵本は春だからこそのお話で、他の季節の設定だったら、こんなに幻想的なお話にはならなかったような気がします。

どこまでもぼんやりとしていて、まるでぐっすり眠っている誰かの寝言のようです。
読み進める途中で何かの疑問を抱いたとしても、それを解明するのが憚られるような絵本でした。
(めむたんさん 40代・ママ 男の子20歳)

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