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「憲法ってなあに?」 憲法のこころを絵本+お話で
「憲法の大切さを子どもたちに伝えたい」作家・井上ひさしの新しい試み <絵本>憲法のこころ 平和憲法の精神を表している「前文」と「第九条」を、井上ひさしが子どもにも読める言葉に「翻訳」。いわさきちひろの絵とともに、憲法に書いてあることを、心で感じる絵本。 <お話>憲法って、つまりこういうこと 日本国憲法のもとになっている考え方、重要な条文の内容、そして、なぜ憲法をかんたんに変えてはいけないのか?井上ひさしが、実際に小学生に向かって話した内容を再録。

普通の生活をしていても、最近「憲法改正」の動きが気になる日々です。私は、この本と一緒に、太田光の、「憲法9条を世界遺産に!」を購入しました。
子ども向けの、「子どもに伝える日本国憲法」は、朝日新聞の文化面で取り上げられていたので、すぐに購入しました。
私自身も、深くは知らない「憲法」や、特に「9条」、「これまでの経緯」について、子どもにも理解できる言葉で書いてあり、先の大戦の中で私たちの祖父母が経験したであろう苦しみ等を想像し、娘が生きていく将来、絶対戦争なんかしてほしくない、今ある紛争等もなくなってほしい、憲法9条はこのままにしてほしい、と様々な思いがわきあがってきました。
5歳の娘には、更にかみくだいて、ママが言い換えて読んであげれば、理解できます。小学生くらいなら、ひとりで読めるでしょう。
ひとりでも多くの人に、この本を読んでもらって、「憲法改正」の動きについて、子どもと一考していただければ、と思いました。政治の話はなかなかママ友達の間でもしないし、こんな本を読んでいたら、私は浮くかもしれないけれど、それでもいい、興味を持ってくれた人にぜひ読んでいただきたいです。 (コエンザイムさん 30代・ママ 女の子5歳)
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