創作落語の名作から生まれた快作絵本!
人気落語家、林家彦いちの自伝的創作落語の名作「長島の満月」を、気鋭のクレヨン画絵本作家、加藤休ミが絵本化。“なんにもないけど、なんでもある”そんなユーモラスであたたかな島の生活を少年の視点で描く。
人気落語家、林家彦いちの自伝的創作落語の名作「長島の満月」を、気鋭のクレヨン画絵本作家、加藤休ミが絵本化しました。
“なんにもないけど、なんでもある”―― 街とはちがう、島のあたりまえを少年の視点で描きます。
街には流行りのものや便利なものがたくさんあります。 でも、それらが簡単に手に入らない土地では、そのかわりに(それ以上の)、そこでしか得ることができない、かけがえのないものがたくさんあります。 だれもが日々の生活をいとおしく思える、おおらかであったかい作品です。
島での生活が描かれてました。
爆笑してしまった箇所がありました。珍しいお菓子を、食べている
場面です。
「これは めずらしい おかしですね。
いただきます。
ん?? かたい? これは? おかし? ですね?」
「わたしたちも まだ たべてないんだけれど、どんな あじ?
「ん? んんん?これは せっけんに あじに よく にてます
よ」
ふたりは 不思議な顔をして お茶を 飲むと
くちから あわが ふわふわ ふわ
それは 本物の せっけんだった!
可笑しくて可笑しくて爆笑です!
なかなか笑いが止まりませんでした!
なんだかお人よしな島の人たちを表しているように思いました。 (押し寿司さん 70代以上・じいじ・ばあば )
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