青山七恵と刀根里衣、同時代を生きるふたりの女性作家が織りなすファンタジーの世界 大切なひとに教えてもらった わたしがわたしらしく輝ける場所
ひとりぼっちでさびしがりやのお月さま。 むかし自分を訪ねてきたことのある宇宙飛行士さんに会うために、地球へ飛んでいくことにしました。 お月さまは世界中を回って、あこがれの人を探し続けます。 そうしているうちに、人間たちはお月さまが輝いていたときのことを忘れてしまったようでした。 でも本当は、みんなお月さまが夜空に戻ってくることを強く願っていたのです。
このお話は、昔月に行って月と一緒にドーナツをたべた男と月が、男がおじいさんになってまた再開したお話でした。お月さまはこの男に会うために地球に行っていろいろな人や物に出会って、やっと探していた男の人(おじいさん)に出会えていました。うちの子は、会えないと思っていたらしく、会えたのにすごいびっくりしていました。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子8歳)
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