アザラシのぼくとおじさんのひとときが、気持ちよく描かれたこの絵本。 1979年に発行され、ながいこと絶版となっていましたが・・・ お待たせしました!待望の復刊です。
ゆったりとひろがる青い水平線。 シンプルなことばだからこそ、たのしい時間が伝わってきます。 アザラシの愛らしさと、とぼけたおじさん。 長新太さんならではの、なんとも心地よい絵本です。
スローフードならぬ、スローブック。 どうぞごゆっくりお楽しみください。
「ぼくもうちへ帰ることにしました
潜っているのでみえません」
笑ってしまいます。なんだか、楽しくなります。
海で釣りのおじさんと遊んで帰るときの言葉がなんとも面白いのです。
あざらしさんに似ているおじさん、そういえば似ている感じに見えてき
ます。おじさん、釣りはどうなったのか気になるところですが、退屈し
た丁度いいお相手が見つかったのかも知れませんね。
楽しい絵本です。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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