エリオットは水玉模様のちいさなぞう。 仲良しのねずみとおおきなまちで暮らしています。 でも、このまちはときどき、 きたなかったり…… うるさかったり…… にぎやかすぎたり。 そこで、ねずみが言いました。 「たまにはとおくへいこうか! 」 大自然のなか、おいしそうなパイのむこうにあったのは ともだちからのすてきな贈り物でした。 優しい心を育む絵本。 1940年代のニューヨークをモチーフにした写実的な描写と キュートなキャラクターで、数々の賞を受賞したハートウォーミングストーリー。 大人気「ちいさなエリオット」シリーズ第四弾
5歳の娘は、絵本を読んだ後にこう話してくれました。
「エリオットは、きっと、ニューヨークが大好きだと思う。大好きだから、疲れちゃったの。だからお出かけして、きっとまた大好きなニューヨークに帰ってくるの」と。
大好きな場所だから、ずっと住んでいる場所だから、嫌なところも見えてしまう。
どんなにいい場所だって、ずっといたら疲れてしまう。
大好きな場所で過ごすためには、心と体のリセットが必要なのかもしれませんね。
そんな時は、「たまにはとおくへ」出かけてみようかなと思わせてくれる絵本でした。 (ゆかこ@3人ママさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳、男の子2歳)
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