「まだかな、はやくこないかな〜」
家じゅうをきれいに掃除して、しめ飾りや門松を準備して、心待ちにしているのは誰でしょう。
「あけまして おめでとう」
年が明けて、新しい一年のはじまり。ぞろぞろとみんながやってきて、おうちはあっという間に賑やかです。最後にやってきたトラは、背中に鏡もちを乗せています。その時。
「ちょいと おまち! わたしが おしょうがつの かみさまなのよ」
えっ、この美味しそうな方が神様!? ……そうなのです。どうやら神様は、毎年毎年姿を変えてやってくるそうで。 今年はまたとびっきり可愛らしいお姿で読者もびっくり。
そうとわかれば、神様を中心にして、楽しいお正月のはじまりです! おもちをついて、お雑煮食べて、たこあげをして、花札をして、テレビを見て。 ああ、なんて楽しいお正月。おせちもあるよね。
お正月が大好きという作者おくはらゆめさんが描いたこの作品の場面は、全てがの〜んびり、ゆったり、いい気分。確かにこれは楽しそう。神様に会えたみんなの表情はとっても嬉しそう。なんだか小さい頃親戚一同で集まったあの頃の「お正月」を思い出します。
特筆すべきは、この作品が絵本ナビオリジナルトートバッグ『EHONTOTE』から誕生したということ!「絵本みたいなトートバッグをつくりたい」とおくはらゆめさんが描きおろしてくださったデザインのテーマは「Everyday Shogatsukibun」(Everyday 正月気分)。まるで今にもキャラクターたちが動き出しそうなそのバッグから、本当にお話が誕生してしまったのです。嬉しいお話なのです。
読めばいつでも「お正月気分」になれるというこの絵本、トートバッグも合わせて、まるごと「おくはらゆめの世界」を親子一緒に満喫してくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
毎年、かみさまは、姿を変えてやってくるんだって。 今年のかみさまは、びっくり! あなただったのね!? みんなで一緒に、もちつきして、たこあげして、おせち料理を食べて、 お正月の、楽しくって、の〜んびりな気分をまるごと味わえるよ!
子どもの頃のこと思い出します
正月前には みんなで大掃除して 新しい年を迎えます
もちろん 餅つきもたのしみでした
おばあさんが 餅作りが上手で お鏡もちをうまく作っていたのを懐かしく思い出しました
みんなで 花札や 百人一首 かるた たこあげ どれも楽しい想い出です
おせち料理も みんなでたべて お雑煮もたくさん食べたな〜
どうして子どもの頃は こんなに お正月がうれしかったのかな〜
今は・・・・・ また一つ年をとるな〜
この絵本を見て ほっコリしています (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
合わせておすすめ♪絵本ナビ限定「おくはらゆめ 『EHONTOTE』no.2&おしょうがつのかみさまセット」
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