カナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスがえがく、眠りとめざめのあいだの時間。 想像力にみちたイラストレーションが、見るものを奇妙な世界へさそいこむ。
トリックアートの絵本ぐらいかと高をくくっていたのですが、とんでもありませんでした。
一言で言って、凄いとしか言いようがありません。
一つ一つの絵が芸術品と言えるくらい美しく、何度見ても飽きることがありません。
一番気にいったのは、橋が帆船に変化していく最初の作品でしたが、どの絵にも動きがあって、それが最大の特徴だと思います。
それに、挿入される文章も、実に幻想的な絵に似つかわしい格調高いものとなっています。
どちらかと言うと大人の絵本なのですが、もちろん子供も空想をかきたてられる作品だと思います。
是非一読して欲しい作品で、1600円+税という定価は、絶対にお得感があるはずです。 (ジュンイチさん 40代・パパ 男の子12歳、男の子6歳)
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