伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の神は、天の浮橋(あめのうきはし)に立って、目の前にただようものの中に矛(ほこ)をさしこんで、かきまわし、陸地をつくりました。
このシリーズの「やまたのおろち」を読んで、ぜひシリーズの1巻から読んでみたいということで、読みました。
みなさんの知識深いレビューを読んで、自分が全くの素人であるのを認識しました。稚拙な感想だと思いますが、とても感想を書きたくなる本です。
私は子供と同レベルで楽しませてもらいました。
くにのはじまりがまず思いもよらないもので驚きの連続でした。
イザナミとイザナギという男女の神様が結婚して子供を生んだということですが、生んだ子供が人間でなく島?ということで不思議の連続ですが、ファンタジーだと思って素直に物語を楽しみました。
途中黄泉の国へ妻に会いに行ったシーンでは、ちょっと怖いムードも漂いちょっとどきどきもしました。
ただ、あんなに妻のことを思っていたのにあのような形の別れが待っていたのはなんとなく切なかったです。
「やまたのおろち」のような派手な感じはなかったですが、次も読みたいと思ったお話です。 (AAさん 40代・ママ 女の子10歳、女の子8歳)
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