「ヨシ、ぼくが行こう」。雪におおわれてしまった大地で次々と死んでいく仲間を救おうと、ひばりが太陽に挑みます。果たして、ひばりは太陽の暖かさを大地にもたらすことができるでしょうか。勇気とは何かを考えた絵本。
雪に覆われた大地の鳥たちを助けるために、太陽のかけらを取りに空にはばたいたひばり。
その一生懸命に飛翔する姿、自らの命と引き換えに得た太陽のかけらを 加えて落下する姿は、まさにひばりの飛びかたそのものです。
ひばりの持ち帰った太陽のかけらで、大地に春が訪れるのも、ひばりが春を告げて囀ずる大空が連想されて、季節の移り変わりをみごとに語っています。
絵の迫力は、読み聞かせにぴったり。 (ヒラP21さん 50代・パパ )
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