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いつしか、「パセリ」と呼ばれるようになった大シカと、年とったもみの木の、すてきな友情物語。「マドレーヌ」シリーズの作者ベーメルマンスの知られざる名作。待望の初邦訳!
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崖っぷちに必死に根を這わせた、真っ直ぐに育てなかったもみの木と、その根本に生えるパセリを食べている鹿たちの友情物語かも知れないけれど、鹿を撃とうとした猟師が崖から落ちていくところで息を呑みました。
友情物語のそばに厳しい現実があるのですね。
ページを開く度に描かれている花のスケッチが綺麗です。
最後のページに花の名前が記載されているのが嬉しかったです。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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