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こしぬけ ウィリー

こしぬけ ウィリー

  • 絵本
作: アンソニー・ブラウン
訳: 久山 太市
出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,430

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2000年01月
ISBN: 9784566006690

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
22.6X22.6cm/32ページ<>br

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出版社からの紹介

ウィリーは虫もころせない。みんなウィリーを「こしぬけ!」ってよぶ。もう、うんざりだ! ウィリーは強くなろうと決心した。まずは体そう、それからジョギング、、ボクシング、ボディービル。ウィリーは、どんどん強く大きくなった。そして…?

ベストレビュー

アンソニー・ブラウンの入門用絵本

Ehon Naviに出会う前に、息子達と親子ともどもはまっていたのが、アンソニー・ブラウンの作品です。
全部読破したのですが、投稿していない作品ばかりなので、再度読むことにしました。

この作品は1984年の発刊で、邦訳は2000年です。
ウイリーは、ハエもころせない。
という始まりで、ウイリーが背中を丸めて歩いています。
その周りを、ハエが飛び回っているという構図ですが、自分に自信がないということを上手く表現しています。

そんな時、ウイリーは雑誌に頑強な体に成れるという広告を見つけて、直ぐお金を送るのです。
こういう広告って、日本の雑誌でも良く見かけます。
何処かまがい物のような感が強いのですが、万国共通なのでしょうか?

送られてきた本どおりに、ウイリーは実行するのですが、体操、ジョギングに始まって、エアロビクス、ボクシング、ボディービル、ウエイトリフティングまでやるのですから、これなら、誰だって逞しくなるに違いありません。

チンパンジーのはずが、どう見てもゴリラの姿になってしまうのですから、大笑いです。
ウエイトリフティングをしているページは、段々とウイリーが大きくなっていく姿を描いていて、子どもらは大喜びでした。
単純なだけに、受けるのでしょう。

自信に満ちたウイリーは、町にでます。
そこで、チンピラがミリーに襲いかかっているのですが、ウイリーを見るなり逃げ出してしまい、ミリーに英雄とさえ言われてしまうのです。

オチも、アンソニー・ブラウンらしいもので、最後まで笑わせてくれること間違いありません。
アンソニー・ブラウンを知る入門用の絵本として、是非オススメします。
きっと、親子ともどもはまるはず。
特に、絵本の読み聞かせを中々しないパパにオススメしたいです。
(ジュンイチさん 40代・パパ 男の子12歳、男の子6歳)

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