ちいさな頃から虫が大好きなソフィア。 幼稚園の間は人気者でしたが、小学校に入ると、 虫が好きなことが原因でいじめにあうように…。
すっかり落ち込んでしまい、「虫をお休みする」と 言うソフィアを見かねたお母さんが、ソフィアをはげまそうと 昆虫学者のグループに1通のメールを出しました。
すると、世界中の昆虫学者から、ソフィアにぞくぞくとメッセージが! 虫が好きな人が世界にたくさんいること、 さらに女性の研究者もたくさんいることに勇気づけられたソフィア。
「虫を好きだっていいんだ!」 多くの人の励ましで、自信を取り戻したソフィアの実話。
巻末には、ソフィア自身による「虫の本」も収録されています。
『THE BUG GIRL』が原題。
題名もそうですが、「ほんとうにあったおはなし」という副題に惹かれました。
なんと、アメリカ在住11歳の少女本人の記録のようですね。
ソフィアは2歳半の頃に、温室でチョウが肩にとまって以来、虫に夢中になるのです。
興味を持ったことに夢中になる子どもらしさ全開ですが、小学校になると変人扱いされてしまうのですね。、
でも、ずっと見守ってくれていたママが、昆虫学者にメールしてくれたおかげで、「虫好き」の輪が広がります。
学校にいづらくなっていたのが一転、認められたことでソフィアはより活発になる、素敵なエピソード。
もちろん、今も日々研究しているのでしょうね。
今後の活躍が楽しみです。 (レイラさん 50代・ママ )
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