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大切なきょうりゅうずかんを、れんは、友だちのだいちに貸したつもりだった。 だけど、だいちはもらったつもりだった。 勘違いの原因は、大きな工事現場の音。 聞き間違い、勘違いからはじまる男子のけんかと仲直りの物語。
こんなことってアルアルな状況。読者の子どもたちが、自分の気持ちも振り返って考えるきっかけになる絵本です。

「貸してあげる」が「あげる」に聞こえたら、とっても大きな勘違いが生まれることを感じます。
聞き間違いは友だちを失うかも知れない事件に発展しました。
些細なことが深い溝を作ってしまうことを、仮想体験する絵本です。
誰もが経験したことのあるシチュエーションでしょう。
どうやって乗り越えてきたか、乗り越えられなかったか、思い出して見ましょう、。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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