じさまとむすめが畑しごとをしていると、赤鬼ののった、黒い雲が近づいてきて、むすめをさらっていってしまった。何年かして、じさまがむすめをさがしにいくと……。
じさまと暮らしていた娘が鬼にさらわれ、
男の子が生まれます。
この男の子がこづな。
そして娘を探しにでかけたじさまは、
はたおりの音のする一件の家にたどり着きます。
そして小さい子供が出てきます。
この場面で息子は「あっ!もしかして!」と声をあげました。
そう、こづなと娘と鬼が暮らしている家です!
昔話があまり好きでない5歳の息子も、
小さい男の子が主人公で、
親近感が沸いたのか、
途中から話に吸い込まれるように絵本に見入っていました。
そしてこづなの提案で逃げる三人。
じさまとお母さんを助けるために、
自分のお父さんである鬼と奮闘しますが、
お尻を出してペンペンする場面、
とっても子供らしい作戦で、
読んでた息子も大満足!
昔話で絵もとっても昔風なのに、
今の子供とおなじようなこづなの行動に、
とっても親近感が沸いている息子。
読み終わった後は「面白かったねー!」と
大満足したようでした。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子1歳)
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