おかあさんも、きょうだいたちもみんな毛の色がまっ黒なのに、ひとりだけまっ白なしろちゃん。自分だけ色がちがってよその子みたい。みんなみたいに黒くなりたいしろちゃんは、池のどろんこで泥だらけになりますが、お母さんにみつかって、洗ってもらい、やさしく抱かれてぐっすりお昼寝です。でも、やっぱり黒くなりたいしろちゃんは、ペンキやさんの黒いペンキをみつけて、近づいていきますが……。
しろちゃんの行動に、観客もハラハラドキドキ。最後には立派な白猫のおとうさんに出会って、自分がなぜ白いのかわかったしろちゃん。自分が自分であることが誇らしく、うれしいしろちゃんの気持ちが、紙芝居をみる子ども達にも伝わってきます。人気のロングセラー紙芝居。
黄色い画面が印象的なねこちゃんの紙芝居です。
きょうだいはみんな黒いのに自分だけ白いしろちゃん
くろくなりたくていろいろと試みますが、いつも止められちゃって
頑張る姿がとてもかわいいです。
長いお話ではないのですが、子守唄ありいたずらありどんでん返しありで
何度読んでも楽しめます。
お外でしろいねこを見たら「しろちゃん」っと娘はすっかりお気に入りです。
おかあさん猫のやさしさが素敵で
おとうさん猫の悠々っぷりがまた素敵
家族の温かいお話としてもおすすめです。 (ミルキーミルキーさん 20代・ママ 女の子2歳、女の子0歳)
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