イラストや珍しい写真をふんだんに使った「本の歴史」の本。粘土板の時代から紙や印刷術が発明されるまで、またその後の改良の歴史を美しい写真や絵でたどった貴重な1冊です。
表紙絵を見ると写真本のように思いますが、開いてビックリ!
かなり詳しく述べられています。
中高生にもお薦めします。
社会科の副教材にもなりそうです。
文字の発明、ヒエログリフ・楔形文字から始まって、それを刻む粘土板・パピルス・羊皮紙・竹簡・木簡・和紙まで。
そして、印刷技術にまで話は及んでいます。
当然のように「本」の恩恵を受けている現代ではありますが、ある日ふと、文字はいつ生まれたの?最初は何に書いたの?活字印刷はどんな発達の仕方をしてきたの?という、子どもの疑問が湧いた時に上手に解説してくれそうです。
本の歴史と言うことで已むを得ませんが、アッシュール・バニパル王にも触れて欲しかった気もします。
我が家も一冊購入を決めました。
大人の方にも、なかなか読みごたえがあると思います。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子12歳)
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