くしゃみ、しゃっくり、いびき、おなら、あくびなど、どうしても出てしまうものを題材にしたお話集です。表題作は、大きなくしゃみが出てしまうおっかあと「はくしょん」という名の息子のお話。息子はおっかあのくしゃみの勢いで山を超えていきます。「とめ吉のとまらぬしゃっくり」では、ふいてくる風向きで出方が変わるしゃっくりのおかげで、とめ吉に運がまわってきます。ほかにもユーモアにあふれた大らかなお話が全5編。
一見すると古風な感じの絵柄の本。
ちょっとこれは娘にはどうだろう??と思いながらも
目次を見てニヤっ、そして少し本文を読んでみてさらにニヤっとしました。
クシャミが天井をつき破ってしまうほどの威力?!
「こういう話絶対すきなハズ!!」と思ってさっそく借りてきました。
毎晩毎晩一話づつ読んで親子でじっくり楽しみました。
その他しゃっくりとかいびき、あくび、おなら・・・など人間の自然現象を面白可笑しくつづった昔話が5編。
本当にどれも奇妙で笑えました。
なんども「ありえなーい」といいながら娘は大笑いしていました。
最後のあくびあや太郎とすずめの大群もかなりお話が大胆な感じで気に入りました。 (さえら♪さん 40代・ママ 女の子7歳)
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