すずめのチュンタは、人間のウメコおばあさんのことが気になって気になって、しかたがありません。だって、いつもチュンタのことをこっそりと見ているんです。 いいひとなのかな? わるいひとなのかな? …チュンタはある日、家の中にいるウメコさんを、こっそりのぞいてみることにしました。すると…! アマチュア部門の絵本賞を数々受賞した新人作家の、デビュー2作目の絵本です。おばあさんとすずめの、心の交流の物語。
庭に訪れるチュンタというスズメとウメコおばあさんとの心の交流のお話です。チュンタが何をしているのか障子の影からのぞき込むウメコさんの姿がキュートで思わず『かわいい』って思っちゃいました。チュンタが距離を縮めようと勇気を出してもいざそうなると怖くなって飛び立っちゃったりするのもよく分かるし、でもお互いが気になってつかず離れずのところが見ていてソワソワします。そしてチュンタがウメコさん一体部屋の中で何やってるんだろうとのぞき込むシーンは想像もしていなかった風景にハッとさせられました。感動です。 (うきうきこーんさん 40代・ママ 男の子11歳、男の子5歳)
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