「あなたは どこへ いってたの?」 大小さまざまな14種の生き物たちの答えは?
ねこさんは、「きょろきょろ ぱちぱち あっちみ こっちみ してきたの」。 おうまさんは、「ぽっくぽっく ぱらった ぱらった クローバーばたけに いってきた」。 独特のオノマトペが印象的な文章で、生き物たちの個性豊かな行動が耳からも伝わってきます。 注目は、ねずみさんとからすさんの回答。1ぴきと1羽は、ちょっと不思議な行動をとるのです。絵本を読んで、一緒に体感してみましょう!
『おやすみなさい おつきさま』などの作品で有名なマーガレット・ワイズ・ブラウンさん原作の文章を、『ぺんぎんたいそう』などの作者、齋藤槙さんが絵と訳で絵本化した作品です。問いかけと回答という心地良い繰り返しのリズム、多彩な手法を使った柔らかい色彩と造形の絵は、小さい子から親子で楽しめそうです。
(中村康子 子どもの本コーディネーター)
ねこさん、りすさん、小さなおさかなさん……みんなみんなどこへいってたの?この問いかけに14種の生きものたちが答えます。コール&レスポンスが楽しい傑作絵本!
みんなみんなどこへ行ってたの?
この繰り返しが、楽しくて心地よくて、心を落ちつかせてくれるようでステキです。
そして時計をかけおりるねずみさんが夢の中へ…、と思ったら最後のページで目が覚めました。
この展開、ズルいです。
自分が今何をしているのか、カラスと一緒に考えましょう。
おやすみ絵本に使うなら、前のページでおしまいにしましょうか。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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