「はじめての絵本たいむ」シリーズ第7弾! 中川ひろたか&平田利之のシンプルで愉快な赤ちゃん絵本。
親子のあたたかな絆を描いた絵本 たまごのからを割ってでてきたひよこが、わきめもふらずまっしぐらに向かった先は……? そう、もちろん大好きなお母さん!
<作家・中川ひろたかより> 「ぼくの赤ちゃん絵本」 赤ちゃんって、まるで、どこかの国の王様のようです。ふんぞり返って、わがまま言って、いばりちらして、好き放題。そんな王様に喜んでもらえるような絵本を作れというオフレが出ました。ぼくも、かつて王様だったことがあるのですが、その頃のことを、すっかり忘れています。でも、頭の奥の方に、かすかに残る「あの感じ」を思い出しながら、なんとか4冊作りました。みなさんの国の王様に喜んでいただけるといいのですが。なんじゃこれはといって、王様、暴れ出しませんように。
金の星社の「はじめての絵本たいむ」シリーズ第7弾。
中川ひろたか&平田利之さんのコンビで、「つみき」「ことり」「たまご」と3冊が発刊されていて、この作品は4作目になります。
大変シンプルな作品ですが、動線がしっかりしているので、あかちゃんも受け入れやすいのではないでしょうか。
そして、平田さんの色遣いの少ない絵がとても優しいので、惹きつけられることでしょう。
平田さんの作風は注目していきたいと思います。 (ジュンイチさん 40代・パパ 男の子12歳、男の子6歳)
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