ヤギの博士が5年8ヵ月と1週間かけて完成した発明とは? 動物村の村人が見守る中で、長さが616歩もある巨大な機械が、 山奥からリフト・ロボットの運んできた巨木をのみこんでいきます。 機械の途中の最初の穴からは葉っぱが、次の穴からは丸太が、 次は板、繊維に積木、次々いろんな物が出てきますが、 博士のいちばん欲しかったのは、最後の小さな穴から出てきた……。
やぎの博士が発明した機械が何とも、現実離れしていて面白い。
でも想像力豊かな子どもにとってはありえそうな機械なんだろうなー。機械に木を入れると、葉っぱが出てきたり、枝が出てきたり、板が出できたり、丸い板だったり、積み木だったり発想が面白い。また、それで色々な生活に役立てるもの作って話のもって行き方が上手い。最後に博士が1番欲しかったものは、つまようじなんて、しゃれていた。息子にうけていたので、男の子には面白い1冊かも知れません。 (秀のママさん 30代・ママ 男の子4歳)
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