ほのぼの愉快なストーリー絵本
ぼくが道端で出会ったアザラシの赤ちゃんは、「まるくておっきくてまっくろ」なものを 捜していた。なんのことだろう。 アザラシが示すことを手がかりに、ぼくもいっしょに捜してあげることになったけれど…。 読者の子どもたちも思わずいっしょに謎解きに引き込まれる楽しいお話。
アザラシの坊やが、何かをさがして泣いています。丸くて大きくて黒いものだそうです。言葉が出せない坊やはジェスチャーでそれを示してくれるのですが、読み取る方も大変です。
それがこの絵本の持ち味で滑稽なところです。
終わってみれば何のことはないお話ですが、あざらしの坊やを「丸くて、ちっちゃくて、白いやつ」と繰り返し表現しているところがトラップだったかも知れません。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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