夜がきらいな男の子がいた。夜には家中の明かりをつけ、好きなのは太陽だけ。だから夜はひとりぽっちで孤独だった。そこへ〈ダーク〉と名乗る少女が現れて、「〈夜〉にひきあわせてあげるわ」という・・・。ブラッドベリならではの幻想世界に子どもの気持ちが重なり、暗闇への恐怖を開放する。1955年刊行時のマデリン・ゲキエアの絵による味わい深い絵本。
闇が嫌いな人っていますよね。
電気を全部消すと眠れないとか。
小さい子どもに多いのだろうけれど。
でも、夜の闇ってほんとは素敵。
闇があってこその輝きだもの。
月も星も焚き火の明かりが素敵なのも
闇があってこそ感じることができるもの。
夜の闇と輝き、両方手に入れることがで
きたら、もっともっと人生(というか
日々の暮らしかな?)も深く濃く豊かに
なるような気がします。
そんな闇と輝きを感じられる人になって
もらうべく、娘をキャンプに連れ出したり
夜のお散歩に連れ出したりしています。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子3歳)
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