落語の中でも人情噺として有名な一話である「井戸の茶碗」を絵本にしました。
屑屋の清平(せいべえ)、浪人侍の千代田朴斎(ぼくさい)、細川家のお侍高木作之進の3人が古い仏像の売買をめぐって織りなす物語。 このお三方、身分の違いはあるものの、誰もが曲がったことは大嫌い。筋の通らないことには納得できない性分だけに、話は一筋縄にはいきません。
江戸の「粋」を感じられる、とっておきの物語です。
くずやの清平さんはまがったことは大嫌いで、正直者
そのくずやさんが 長屋で出会いった 千代田朴斎さんは浪人でお金に困り 仏像を売るのですが この人も
律儀でまじめな人
その仏像を買ってくれた 高木作之進というお侍は 買った仏像を磨いていると なんと 50両の小判が見つかりました
このお侍もまた 曲がったことの嫌いなまじめな人間です
今の時代では人をだましてお金を取るなど 悪い人も多いのですが・・・・
この落語は まさに 人の好い人の集まりでくずやの清平さんは おかげで 行ったり来たりで大忙し それでも うまく事が運び
オチが なんとも おもしろい!
まじめなお侍は 長屋の娘と結ばれ結婚するということに
清平さんが 「むすめさんをみがけば美しくなりますよ」
みがけば 小判が出るとは 笑えますね!
こんな時代はいいですね!
(にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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