ふとっちょねこはくいしんぼう。あれも、これも、そして道で出会った人たちまでもみ〜んな食べてしまいます。だからおなかはどんどんふくらんでいきます。そして、最後に出会ったきこりも食べてしまおうとするのですが…。
本書はデンマークの民話をもとにした絵本です。言葉の繰り返しを用い、民話ならではのおもしろさをユーモアいっぱいに描いています。見開きごとに場面が変わり、テンポよくお話が進むので、読み聞かせに最適の1冊です。
表紙の絵とタイトルからは想像できない悪猫物語です。
なんでもかんでも呑み込んで、どんどん大きくなっていく猫のお腹。
とってもブラックなのに、コミカルな絵なので、とてもドライな感じで、楽しめてしまいました。
最後に、絆創膏をお腹に貼って普通サイズになった猫が可愛いのが、悪い夢でも見ていた感があって、良かったです。
よくもお腹に色々と入りましたね。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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