おとこの子は、古いとけいをひとつもっていました。だいすきだったおじいさんが、いつももっていたきんいろのとけいでした。あるひ、森にでかけると、そのとけいを落としてしまいました。森では、なにも知らない動物たちが卵と勘違いして大騒ぎ。
何度見てもこの絵の男の子が
女の子に見えて仕方がありませんでした。
でも、男の子だから、青い服やズボンではなく、
こんな中性的な少年だからこそ
読んでいる男の子も女の子も主人公に
自分を投影できるのかもしれませんね。
動物たちの勘違いが可愛くて、
ほのぼのとしたお話でした。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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