
「いってまいります」くまさんが、帽子をかぶり、大きく手を振って、とことこおでかけです。 中川李枝子さんのリズミカルな言葉と中川宗弥さんの伸びやかな絵で、元気いっぱいのおでかけの絵本ができました。 この絵本は、中川李枝子さんの手遊びのうたがもとになっています。 「いっぽんみちを てくてく くまさんが おでかけ」と、腕の一本道をぬいぐるみのくまさんが歩いていく、 図書館や文庫のお話会で人気の高い手遊びです。同じ道を行って帰るくまさんの、弾むような足どり、帰り道での 成長ぶりが簡潔な言葉で見事に表現されています。きっとみんな、くまさんと一緒にお出かけしたくなることでしょう。

くまさんのおでかけがおもしろいと思いました。
みずたまりは、はいりたくなると思いました。
いちごがおいしそうと思いました。
やまぶどうもあるからいいなあと思いました。
手がいっぱいになったからぬれたくつはどうするんだろうと思ったら、ポケットに入れてたからよかったと思いました。
【事務局注:このレビューは、「くまさん おでかけ」こどものとも年少版 2007年4月号に寄せられたものです。】 (はなびや2号さん 10代以下・その他の方 )
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