カクレクマノミはオスからメスへ性別を変え、卵を生むメスが常に1番大きい。 絵と言葉の丁寧な解説で、自然の不思議を伝える科学絵本。
愛らしい魚カクレクマノミの生態を知ってビックリの科学絵本です。
生まれたときは性別がない、成長するとオスになる、オスの中で大きくなったものがメスとなり、お母さんになるなど、人間社会のジェンダーを一蹴するような生き方をしていることにびっくりしました。
子育てもビックリなら、お母さんが死んだときには、一番おおきなオスが性転換。
人間のような思考力があったら、どういうことになるのかと、考え込んでしまいました。
この本では、全く逆の生態系をもつトサヤッコや、カクレクマノミを取り巻く海の生き物にもスポットをあてて、すぐそばにカクレクマノミがいるような感じで構成されています。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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