今となってみれば些細な事として聞き流せてしまうような事でも子供にとってはそうではないのだという事を思い出させてもらいました。鉛筆が折れたなら真っ先に自分から借りてほしいと思う気持ちがじーんと私の胸に響きました。私が一番好きなのは其々の女の子のお母さんの対応です。“何か訳があるのよ。聞いてごらんなさい。”と諭す姿は愛情に溢れていると思いました。私も娘がこういう状況になった時この子たちのお母さんのような対応をしたいと思いました。最後に誤解が解けて”はやくあしたになーれ”という一言がとても感動的でした。友情とは素晴らしい、友達とは素晴らしい、母親の存在は大きい。と心に強く刻んだ絵本でした。さすがゾロトウさん! (なびころさん 20代・ママ 女の子 6ケ月)
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