ベテラン脚本家・宮内婦貴子と俳優・奥田瑛二のコンビが、めぐりめぐる生命のふしぎさを桜の木と旅人を通して描いた絵本。
おさびし山のさくらの木
ちょつと 淋しげな名前の山ですが・・・ その山のてっぺんに さくらの木がありました
旅人が おさびし山にやってきてさくらの木と会話します
さくらの花が散った後はどこへ行くのですか?
「短いけれど 生命の旅をして、ふたたび生命のもとにかえっていくのです」 こんな会話をするのです
旅人が再びおさびし山に訪れたとき さくらの木がなかったのです
なんと 風車に変わっていたのです(旅人は 悲しい思いをしますが)
違うものに生まれ変わるんですね
しかし さくらの木は旅人の哀しみに「生命はめぐりめぐるものですから また 生命のはなが咲くときまで 出会ったことをおぼえておきましょう
何年か年月がたって また おさびし山に新芽がふきだし
同じ春の日に里で男の子が生まれたのです
生命の巡り 輪廻のさえ会を描いた 絵本ですね
奥田瑛二さんの絵なんですね
新芽が印象にのこりました (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
|