ころーんて寝てる子はだれですか?
「ころんちゃんです」
ああ、なんて可愛いのでしょう。 ころんちゃんは、ころーん、ころーん。 まん丸な体と短い手足でころがります。 小さな指で足の指を一生懸命つかんで、くるん、ころん。 上手だね。
もういっかい、ころーん。 …ごん!
ああー、頭ぶつけちゃった! 痛いよね、痛いよね。 でも大丈夫。ママがここにいるよ。
赤ちゃんの可愛さって、笑顔だけじゃないですよね。 寝ている時も、おっぱい飲んでいる時も可愛いけど、 こんな風に、ころんころんってしている時の可愛さったら…。 そして、思いっきり泣いた時の顔だって…。
こんな発見が出来るのは、子育て中のママの特権かも? いえいえ、ママだけの可愛さにしておくのはもったいない! だからこその、この絵本。 子どもたちだって、赤ちゃんに触れる機会がない人だって、我が子がすっかり大きくなってしまった方だって、松成真理子さんの描く、やわらかくてまんまるなころんちゃんには無条件に降参してしまうはず。
「ああ、可愛い…」
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ころがるのが大好きな、ころんちゃん。ころがっていると、「ごちっ」ぶつかってしまいます。「えーんえーん」と泣いていると、ママがやってきて……。
これだけリアルに、赤ちゃんの動きや表情を表現した絵本って今までなかったんじゃないかなぁ。「ころんちゃん」というネーミングもかわいいけど、実際、本当にかわいいです。
楽しげにコロコロしていたと思ったら、頭をゴツン☆で、「・・・っぎゃーーー!」と大泣き。そんな我が子を「もう〜おバカねぇ♪」と抱き上げるあの幸せ!!息子たちの赤ちゃん時代を思い出して、一人でニヤニヤしてしまいました。
何してたって無条件にかわいい赤ちゃん。出産祝いなどに贈っても喜ばれそうです。
息子たちが赤ちゃんのときに、この絵本に出会えたら嬉しかったなって思いました。 (環菜さん 20代・ママ 男の子4歳、男の子2歳)
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