三人の泥棒が、クリスマスにケーキを食べたくなって、ケーキ名人のおばあちゃんを誘拐するところから物語は始まります。
捕まえてきて、「ケーキを焼いて おれたちにプレゼントしてもらおう!」って、いうほうもいうほうだけど、「まかしときな」って、いってしまうおばあちゃんもすごい!
でも、ケーキを作ろうにも、材料も道具もない。結局泥棒達はおばちゃんにいわれて、いろんな材料やら、道具やらをおばあちゃん家から運んできます。
(一体、何度手間?)
出来上がったケーキは2つ。
大きいケーキには爆弾が入っていて、小さいケーキには正直者になる薬が入ってる。
泥棒達が迷わず選んだのは…?
さとうわきこさんらしい、歯に衣を着せぬ口調のおばあちゃん(おばちゃん?)が痛快でした。
ただ、ここに出てくる泥棒、ちっとも泥棒らしくなかったのが、ちょっと気になりました。。気持ちも小さいし、人の言いなりになるし、人のいうことをすぐ信じるし。こんなんでよく泥棒家業ができるなぁ。と思いました。 (てんぐざるさん 30代・ママ 8歳、3歳)
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